2005年08月23日

郵政民営化の議論について(今度の選挙について・パート2)

んと・・・
なんか、ライブドアが重いようですね。
「選挙効果」でアクセスが増加しているんでしょうか。
だとするなら
ホリエモンの思惑通りだなぁ・・・
あ、めたかです。


選挙シリーズですが
2回目は、
小泉首相とその周辺が「争点だ」と主張している
郵政民営化について論じてみましょう。
私は、それだけで判断するのは
どうかって思ってるんですけども
一応は「争点だ」と言って
総理が解散したのですから
避けて通る訳にはイカナイでしょう。
これを、ちゃんと論じておかないと
先に進めない人も
居るかもしれませんし・・・


まず、私の基本的な考えは、
前に書いた通り
「強い賛成でもなければ強い反対でもない。
 勉強不足で良く分からない、
 だけど今の賛成の論理には納得できない。」
って所です。
その辺りについて、
どういう切り口で説明していこうかな
って思案していた所、
良い記事を見つけました!

民営化の議論てこんな感じか?

特に、この図の所をクリックして拡大して
絶対に見て頂きたいです!
いや、この図、ホントに分かり易い!
そうですよね、
民営化したって
その資金が「公」から「民」に流れる事は
ないと思うんですよねー。
だって
「民営化する」って要するに
郵便局が民間の銀行みたくなる
って事だと思うんですけど
今、銀行って
国債ばっかり買って、民間にあまり貸してない
(貸すとすればサラ金や日栄とかで
 そこを介して「高金利」で貸してる訳で)
って話でしょ?


それで
こっからは私の意見になるんですが。
「郵便局を民営化する」って
郵便貯金や簡保の資金源を「管理・監督」するのが
総務省か、金融庁(旧大蔵省)か
って事じゃないのかって思うんですよ。
それ以外の事って
あまり大きな事ではないって感じています。
その「大きな資金」の行き先について
権力抗争しているって事でしょ
ってのが、郵政民営化についての争い
を見ていての、私の感想です。

だから
「強い賛成でもなければ強い反対でもない。」
ってなっちゃうんですよ。
だって
そんな権力争い、どっちも支持できないでしょ。
そして
「勉強不足で良く分からない」
というのはですね、
そういう「権力争い」って側面を無視して
冷静に「総務省か金融庁か」って事を判断するには
金融関連の事に疎い私には
ちょっと判断しかねるなって事なんです。
(この辺、ぼちぼち勉強しようって
 思ってるんですけどね。)


ただ
ファイナンス系の知識のない人間として
外野から、この「権力争い」を見ていて
思う事を書くならば、
こんな感じになるかな。

「総務省か金融庁、どっちがマシ」
って事は良く分からないですけども
だけど、今、実際に「銀行」を監督してるのが
金融庁な訳ですから
それに一元化するよりも
多様性を保っていた方が
リスクヘッジとして良いんじゃないかな
ってのが1つ。

それと、ですね。
「官僚制度の改革」ってのは
ここ何年もの間、ずっと行われてきたんですが
その目的の1つが
「権力の強すぎた」旧大蔵省の解体
だった訳ですよ。
それで
財務省と金融庁に分けられた訳ですし。

小泉氏って大蔵族だって言われているんですが
そんな小泉氏の「改革」って
分割され弱体化させられた旧大蔵省が
再び権力を握る為の「権力闘争」
に見えて仕方がないんですよ。
結局、彼も族議員で
族議員同士の権力争いに過ぎないんじゃないの
ってふうに思えるんです。


後の方に書いた「個人的な意見」の方が
やや極端な見方かなって思いますが
そういう視点もあるって事で・・・



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posted by めたか at 23:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 社会・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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