めたかです。
というのは、ですねー。
今日の京都新聞、一面で
こんな記事が出ていたんです。
・DNA配列の7割に役割
理研、遺伝の常識覆す
これはねー、取り上げないといけないでしょう!
というのは、コレ
将来的には高校の生物の教科書が
書き変わってしまうような「大発見」に
つながるかもしれないんです。
そういう、重要な話なんで。
えっと、とりあえず
毎日の記事が、もう少し詳しいので
貼っておきましょうか。
・RNA:遺伝子を起動 ”がらくたDNA”が大量作成
・解説:RNA 生命解明へ新鉱脈 遺伝子の発現指令、糖尿病など新薬に道
でも、これ読んでも
普通の人は、あまり良く分からない
と思うんですよ。
(元村さんじゃなかったしね。)
なんで、ここで解説します。
と言っても
「ちゃんと分かるように」書くには
また、昔のほぼ日に書いたのくらい
長ーくなっちゃうので
さすがに、それをやる余裕はありません。
(だって、上記のって、すごーい手間かかってんだよ?)
ので、さらっと書きます。
まぁ、
「セントラルドグマ」については
今、少しずつ説明し始めていますので
そちらを楽しみにして頂いて・・・
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まず。
分子生物学には
「セントラル・ドグマ(中心命題)」
というのがありまして、
これが、基本中の基本になってるんですよ。
今回の「発見」は
ひょっとすると、それが塗り変わるんじゃないか
という話なんです。
そう
根っこの根っこ、根本の根本、
根幹の根幹が、塗り変わるって話。
物理学で言うなら
ニュートン力学が塗り変わった
(相対論とか量子論によって)くらい
大きな話、なんです。
と言っても
それで「どのように塗り変わるか」は
まだ、全く分かっていません。
ただ
「塗り変わらないとイケナイ」って事が
決定的になった、というのが
今回の発見なんです。
(ですから、
今後の分子生物学の説明については
従来通りの「セントラル・ドグマ」で
説明していくつもりです。
ま、塗り変わると言っても
全く別のものになってしまうのでは
ありませんので。
今までの理論を踏まえ、包含したもの
になると思われますので、
ご安心ください。
ニュートン力学だって、
今でも高校大学でやりますもんね!)
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それで、この「発見」の具体的な内容は
追記部分に書いていきましょう。
(興味のある方は
お読み下さい。少し長くて難しいです。)
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