2006年01月11日

日本でも「論文捏造疑惑」はあったんですが

韓国の黄教授による論文捏造が
大きく報道されています。
テレビのニュースでも大きく取り上げられてるので
ご存知な方が多いでしょう。

ES細胞:ねつ造 審査論文検証なく

正月に帰省した際、私の親でさえ
この事件の事を知っていて、
「韓国の科学はけしからんなぁ」
みたいなニュアンスで捉えていたので
この件を書こうと思いました。
(親はこれから書く件は
 全く知らなかったらしいです。)


実は、日本でも
昨年、大きな「論文捏造疑惑」が2件あったんです。

1つ目は、大阪大学の研究室が、
ある遺伝子のノックアウトマウス
(その遺伝子をなくしたマウス)を
作成できていないのに、作成したとして
論文を出した、という問題です。
そんなマウスは無い事が判明したため
この研究室は論文を取り下げました。
この事は、新聞でも多少大きく取り上げられたので
ご存知の方はおられるかもしれません。

(また、この件では、
 「偽造」をした学生が研究費を研究室に
 寄付をしていた、という別の倫理問題も
 ありました。)

もう1つは、東京大学・産業技術総合研究所の
研究室で起こった疑惑です。
この件は、簡単に説明するのが難しいので
詳しく調べてるこちらの記事を紹介。
東大RNAi研究者の論文捏造事件に関して

要するに
日本でも、実験データを捏造して論文を発表し
「華々しい研究成果」を出していたところは
あった訳ですね。
ま、スケールは全く違いますけども。

だから、
韓国の方での「捏造事件」だけを
こんなに大きく報道して
「韓国はダメだなぁ」みたいな雰囲気を垂れ流すのは
どうかと思う。
この事件は他山の石とすべき事で、
しかも日本でも似たようなニュースがあったのだから。

加えて
日本の方では、ちゃんと「真相解明」が
進んでいるか?
関係者が処罰されたり再発防止に取り組んでるか?
というと
疑問があったりする訳で。
例えば
後者の件では、所属する産総研では
昨年の9月14日に「予備調査」が開始され
12月2日にその結果が出て、
それを踏まえて改めて、
外部の人間を含めた「調査委員会を設置」という
スピードな訳で・・・
これじゃぁ、正式な結果が出る頃には
すっかり風化してしまって
処分や再発防止策も形式的なモノに
なっちゃわないかなぁ?
(東大ではどうなってるかは知らない。
 RNA学会はかなり早く動いて
 学会のトップページの目立つ所に
 声明のリンクを載せています。
 RNA学会は、やる事やってますね。)


自分たちの手で、速やかに真相を解明し、
関係者を処罰して、効果的な再発防止策をとらない限り
「日本の科学」の信用も失われてしまいます。
韓国の件は、
全く、他人事でも笑い話でもないのです。


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posted by めたか at 23:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 学問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『ホテル・ルワンダ』公開はもうすぐ!

えっと、これ、告知しておきましょう。
だいぶ前に紹介していた
『ホテル・ルワンダ』という映画ですが、
日本公開が決まりまして、
その公開がもうすぐです。
面白い映画だそうなので、観たい方は
公式ページの方を。
私は大阪で観に行こうかな。
posted by めたか at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ABCお笑い新人グランプリの感想を簡単に

一応、録画して観たんで簡単に感想を。
全組は書かないですが、
気になった組だけ。
(だってビタミンSとか書きようないし・・・)

発見だったのは、
いがわゆり蚊と日刊ナンセンス。

いがわゆり蚊は、もう、とにかく変!
ネタの重層度という点では単調だったと
言えるかもしれないですが、
「中国人留学生?」の悲しい世界を
シュールに描き切っていました。

日刊ナンセンスは
「ショートコント」の評価というのを
ネタに組み込みながら遊ぶ、という
「メタ・ネタ」なんですが
良く出来ていましたね。
肝心のショートコントの方も
「缶蹴り」のように上手く伏線を張って
爆笑を取ったモノもあったし、
だんだん「どんな評価になるのかな」ってのが
楽しみになってくる、という
2重のお楽しみみたいなお得感もありましたね。

知ってるコンビで
期待以上だったのは
田中上坂とにのうらご。

田中上坂は、面白いのは知ってましたが
それが上手くハマっていましたね。
一番大きな笑いと取っていました。
ツッコミの甲高い声の人に注目が集まりがちですが
ボケの人の雰囲気がミソだと思う。
この2人の雰囲気だけで面白い、という今の味を
無くさないように進んで欲しいです。

にのうらごは、去年も出てたコンビですね。
去年指摘された「3人目の使い方」って課題が
ちゃんと克服されていましたね。
面白かった。
「人間目覚まし時計」かつ「お兄ちゃん」
そのひっくり返しも面白かったし
単純に顔を赤くしながら叫び続けるのも面白かった。

期待はずれだったのはスーパーZとネゴシックス。
どちらも、去年の方が面白かった。
ネゴは単純に、ネタがイマイチだったと思う、
被せていけなかったですねー。
特別賞は去年あげるべきだったのでは?
スーパーZは、何がダメだったんだろう?
このネタ観た事あったけど
もっと面白かったハズなのにねー!

優勝したとろサーモンは、
まぁこんなもんでしょう。
個人的には田中上坂、日刊ナンセンスの方が面白かった。
その2組とにのうらごで最終決戦、
特別賞はいがわゆり蚊、だったなぁ。
posted by めたか at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | お笑い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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