2005年12月07日

rootkit CDの購買者への告知はソニーの責任だ!

かなり遅くなったんですが
あまりにムカついた記事だったので
遅くなっても記事にして晒しあげます。

ソニーBMGの音楽CD問題、日本では消費者の反応薄く

これ、言ってる事、おかしくないですか?

しかしSME側は
「国内で40タイトル、約5万枚を
 出荷済みだが問い合わせは少ない」
(広報部)としている。
BMG JAPANは
「2タイトルで約1万枚を販売済みだが
 交換の申し出は1件もない」(法務部)。
両社とも、現時点で実際に「XCP」
によってパソコンに何らかの障害が発生した
との報告は受けていないという。


あのさぁ・・・
このCDって、リコールなんでしょ!
つまり
ネットセキュリティー上、問題あるから
って事で
「回収・交換」
する事になったんでしょ!

なのに
「交換しに来る客は少ないよ」ってさぁ。

なんか、まるで
「回収・交換」は
販売側の「ご好意」でやってるみたい
ですよねー。

違うでしょ!
セキュリティー上問題ある不良品を
ちゃんと回収するのは
販売した会社の責任なの!

だから
「問い合わせが少ない」というのは
あなたたちが、
ちゃんと「責任」を充分に果たしてない
って事を表してるって事なんですから
むしろ恥ずべき事としてコメントしないとイケナイの。

なのに
「パソコンの障害報告はない」
みたいなコメント出すって、さぁ。
「責任逃れ」と言われても仕方ないよ。
また
このrootkit CDって、
感染しても自分のパソコンに問題あるって
分かんないような類いの障害でしょ。
(現に半年も気付かれなかった訳だし。)
それで、勝手にPC中の情報が取り出されたり
知らない間に操作されちゃったり
というものなんですから、ね。

そりゃぁ
「情報」が行き渡らなければ
「障害報告」だって、ないでしょうよぉ!

例えば
松下の温風機事故の件は
決して褒められた事じゃないと思うけども
でも、松下は
リコール製品の告知にCMを使う、など
ちゃんとリコール情報を行き渡らせる責任は
果たそうとしてる訳ですよ。
褒めてるんじゃないよ、
「それが当たり前」って言ってるんです。

だから
日本の購入者に、rootkitの件を
ちゃんと告知する事は
ソニーとBMGの責任なんだって事、
強調しておきましょう。


###
実は、ソニーBMGは他にも怪しいCDを
出してるらしいんですよね。
とりあえず、れしさんの記事を貼っておくので
輸入盤を買ってる人は
目を通しておきましょう。
第21回・よりわかりやすいrootkit的CCCDとMedia Maxの検証。
posted by めたか at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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