2006年03月23日

今更ながら永田メール問題について少しだけ

私がネットチェックがままならなくなった
ちょうどその頃に起きたのが
所謂『永田メール問題』だったんですが・・・

実はその初期の頃、
事情で実家に少し帰っていまして
親と少し、この件について話したんですよ。
その頃はまだ
メールの真偽について話題にはなってなかった
そういう段階の事だったんですけども・・・

その時に私が親に言ったのは
次のような事です。


この件はどうも、陰謀の臭いがする。
政治の世界って様々な陰謀が渦巻く世界のようで
なので
「ニュース」に一々脊髄反射するのは
良くないのではないか、と思ってる。

でも
例えば年金の事とか、税金の事とか
私たちが真剣に考えないとイケナイ
政治にニュースってのは、ある。

だから、次のように考えれば良いのではないか?
武部氏がお金を受け取っていようが、いまいが、
そのどちらであろうとも、どちらになろうとも
私たちの生活に、そう大きな影響があるとは思えない。
そういう事に
大きく反応する必要は、ないのではないか。
でも
例えば建築偽装問題などは
ちゃんとしたマンションが建てられるように
そういう社会になるかどうか、というのは
私たちが安心して住まいを探せるかどうか
という事に大きな影響のある事、ですよね。
そういう問題については
ちゃんと見ていくべきだし、反応もすべきでしょう。

そういう基準で
政治のニュースは見れば良いのではないか?


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ま、その後、展開はすっかり変わってしまった
訳ですけども
でも、こういう視点を提示する事は
今でも意味ある事なのではないか、と思うので
随分と遅いですけども、記事にしました。


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で、これは「政治の消費者」の立場として
そうあるべきじゃないか、って事を
書いた記事なんですが、
逆に、「政治の生産者」の側
つまり政治家の方は、どうすべきか、

それをマーケティングの視点で指摘してるのが
大西さんの記事です。
抜粋して引用しますと
(元記事は他にも色々と書いてるので)

今の民主党は、シェアが低いブランドが、
トップブランドの品質が悪いって
悪口を展開しているようなものですね。
欠陥商品を出したって。
それは第三者にやらせばいいのです。
トップブランドを叩くと必ず反動として
大きな反感が生まれてきます。
小さいうちは反感を生むような行動は
取ってはいけないのです。

マーケティングでは、そのような状況では、
まかり間違ってもトップブランドと
正面衝突はしません。しっかり、
まずはどのような支持基盤を築くかから練って、
その人たちの共感を呼ぶ主張を展開します。
支持基盤の人たちがかなえて欲しいことを
国会で主張する人びとの代理人として
信頼される地位をまずは確保しないとね。


だからこそ・・・
もうやめておこっと。
posted by めたか at 00:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際・政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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