面白い話が紹介されていました。
・ダイエット
ここでの東野圭吾氏の話が
とても面白いので、読んで頂きたいんですが。
そうですよね、
今の日本って特に女性には
必要がないのにダイエットしている人が
たくさん居ますよね。
それで、ですね。
表題の「メタボリック症候群」
これ、最近メディアに沢山取り上げられていますよね。
で
身近に「自分がメタボリック症候群ではないか」
と心配している人が居たんです。
なんか、ホントに「ヤバいヤバい」って
ずぅっと言っていて。
それで、話を良く聞いてみると・・・
「最近、体重が増えてしまった」
くらいの話なんです。
別に、それほど太ってる人じゃないんですが
最近ちょっとお腹も出てきて
体脂肪率も20%に乗ってしまった。
そういう中で「メタボリック症候群」って聞いたから
自分もマズいんじゃないかって思ったみたいで。
詳しく聞くと
別に健康診断とかで、コレストロールの値だとか
血糖値、γーGTPなどが、ちょっとヤバい値になってる
という事もないようでして。
メタボリック症候群というのは
それらの値が、単独で「危険値」になってる訳じゃないが
危険値に近い高い値になってるものがいくつもあって
組み合わさって健康に悪影響になる
みたいな話だそうですが、
そういう観点でヤバいって訳じゃ、なんですよ。
なので
「大丈夫ですよ」と言って
冒頭の東野圭吾氏の話を教えてあげました。
今の日本って
そうやって「不安」を煽って
その「不安」に対して商売をしてる側面がある。
冒頭のダイエットの話もそうだし
「メタボリック症候群」も、
そういう事で不安を煽られる人も居るんだ
(それを商売にする人もきっと居る、んでしょう。)
と思うんです。
まぁ
「メタボリック症候群」は予防医学的に
それなりに意味ある概念なんでしょうけど
でも
「単独では危険値ではなくても
高い値が組み合わされば健康には悪い」
というのは普通の話だし
医者に注意されると思うんですよ。
わざわざ新しい言葉を作るほどなのかなぁ?
それで「不安」を煽るだけの部分は
あると思うんです。
いえ、もっと「本音」の話をすれば
そういう「新しい言葉」を作る事で
予防医学なんかに予算がつく、という話は
あるんでしょう。
バイオ系は今、厳しい状況にあるから
気持ちは分からなくはないけど
なんだかなぁ、と・・・