2006年08月05日

ネットは「当たり前」で、その次は・・・

また久しく更新が出来なくなるので
なんか、書いておきましょう。
あんましまとまりないですけど・・・


最近、興味深いのは、
ほぼ日・小論文教室の学歴話。
特に「 勉強のできる女は嫌われる、か?
は、感動的だっただけじゃなく
色々な事を考えさせられてしまいました。

そう、それは今だけじゃなく
ずっと前から思っていた事ではあるんですが。

なんかね、少なくとも「ユースカルチャー」の中では
「勉強が出来る事」が
全然良い事だとは捉えられていないって事。

だから、特に私のような勉強しか取り柄の無い人間としては
辛い世の中だよなぁって事は
ずっとずっと、思ってきた事ではあった訳で。

(まぁ、それでも昨今の「キャリアアップ」風潮には
 辟易してる面もあるんですが。)

それは、マズい事じゃないだろうかなってのが1つ。

ズーニーさんは
「勉強の効能は理解力が増す事」
とあって
それなら、ますます「勉強がダメ」ってのは
社会の理解力を下げる事になってしまうのではないか
(その象徴が「小泉ワンフレーズ内閣」だと
 私はずっと言ってきてるんですけども。)


それで、
もう1つ、興味深いなぁと思ったのが
essaさんの最新の記事で。
「リキッド化」の「面白さ、楽しさ」を共有する為の「闇」教育

それで思ったのが
「面白がれる能力」って「理解力」に繋がるんじゃないか
って事だった訳で。

そうなると
今の日本って、そういう「面白がる事のできる能力」
という意味でも
色々と下がってるんじゃないかって事も、思うんです。

それは、文化的な意味でも。

分かり易いものが、受け入れられやすい
そうなってきていないかって。

いや、文化では元々、そういう面はあったと思うんですが、
90年代って、
それをひっくり返してきた時代だったんじゃないか
って思うんです。
(80年代から始まってるかな、それは。)
それがなんか、反動してしまってる
そういう面も、感じてるんで・・・

最近、思ってるのは、そういう事かな?
ま、これはちょっと、違うかもしんない
って事も思っていて。
でも
ネットというのが、そういう「短絡化」という面も
促進してしまってるんじゃないか
そういう危機感は、ずっと思ってるんですよね。


でも
だから「ネットじゃなくて、リアルだよ」
みたいな事を、私は言いたいんじゃなくて。

もうね、ネットというのは
当たり前になったと思うんですよ。
もうネットの無い時代っていうのは考えられない
そういう意味で。

だから
ネットはネットで当たり前としてあって
それには、色々な「特性」というのが
プラスの意味でもマイナスの意味でもあって
それで、
「次にどうするんだ?」
みたいな事が、大事なんだろうって。

そういう観点からするなら
「Web 2.0」の話がつまらないのは
なんか、
ネットの中だけの話だなって事なんですよね。
そういう意味で、何ら新しいものではない、と。
そうではなく
ネットとリアルとの関わりを、今後どうしていくのか
そういう事なんじゃないかって。

そういう意味で
今、私が興味があるのは、携帯の方ですね。
リアルにどう「ネット」が影響していくか
という点で言うなら
携帯でのネットの進化ってのが
絶対に影響が大きいよって意味で。

って事で
ソフトバンクが携帯に参入というのは
実は結構、大きなニュースなのではないかって
今更ながら、思う訳です。


とりとめなくてスミマセン。
posted by めたか at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック