前回の記事以降、いじめについて
色々な所が色々な取り上げ方をしていましたね。
そのいくつかを、私も観ました。
その中で、最も心を衝かれたのは
次のものでした。
それは、昔いじめ自殺で我が子を失った母親の方が
いじめで苦しむ子供たちに向けた手紙でした。
その内容は・・・
「ゴメンナサイ」と何度も繰り返し
いじめがたくさんある社会にしてしまった大人の一人として
子供達に謝罪する内容
だったのです。
普通、子供を失った親なら
少しは恨みがましい事を書くんじゃないか
もしくは
「残された者の辛さ」って事から
自殺を思いとどまるように懇願するような内容か
って、私の貧困な想像力では思ったりしたんですが
この方は違っていました。
酷いいじめのある、酷いいじめを許容してしまう社会を
作り出してしまった大人の一人として
その「加害者」としての責任をしっかり背負っている。
本当に「いじめ」を何とかしたいと思うなら
前にも書きましたけど
「被害者」として語っていても何にもならない
んですよね。
なので、この方のこういう態度は見習わないとイケナイ
と思いました。
私も軽いいじめの経験者だったりした事で
いじめについては、ついつい被害者のつもりになってしまう
んですけども。
でも、私ももう、いい大人です。
この社会を形成る人間の一人として
責任があります。
もっとも私は社会的影響力なんて皆無な人間ですが
その「自分が影響力がない」って事も含めて
今の社会を形成している訳ですから
その責任は自覚する必要がある。
(つまり
「影響力を持てないような生き方を選択してきた」
って意味でね。)
だから
被害者面して語るのではなく
いじめを許容する社会を作って来た加害者の一人として
子供に対しないとイケナイし
いじめにも向き合わないとイケナイと思います。
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で。それじゃぁ私はどうするのか、ですね。
それは
今後も少しずつ考えていくつもりですが
今、思う事は、次のような事です。
何度も書いてる通り
「子供は大人社会の鏡」なんですよね。
だから
大人社会から「イジメ的なもの」を無くす努力をする
例えば
自分の毎日の暮らしの中で、
「イジメ的なモノ」を許容し助長するような事を
してきていないか
それを、考え直してみようと思います。
ラベル:いじめ