民主党は「都市型リベラル政党」ではなかった
と思う。
そういう意味で
今の日本には、「都市型リベラル」の需要に
応える政党がないのではないか?
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選挙総括シリーズの記事ですが、
この記事は実は、選挙前の記事
「社会の未来像を描いているか?」
の続き物です。
圏外からのひとこと
・民主党がとるべき道とは何か(宮台真司氏インタビュー) - MIYADAI.com Blog
を読んだ時に始めに思ったのは
(恐らく)essaさんが言いたかっただろう
「民主党には所謂『古い体質』の人が
多く残っているから」
という事ではなく
「実は民主党も『都市型保守』の政党なんだよなぁ」
という事です。
いや、完全に『都市型保守』の政党ではないですが
旧自由党系の議員は
紛れもなく『都市型保守』でしょう。
あと
「旧社民党系」の人たちも
『都市型リベラル』ではない訳で
実は民主党で『都市型リベラル』な理念の人は
そんなに多くはないって思う。
訴えてる事も
「改革」であり「小さい政府」であって
「都市型保守」の政策と言えるでしょう。
そういう意味で
「都市型リベラル」の理念の人は
どこに投票すれば良いか分からない
という事があったと思います。
選挙後に出てきた民主党への提言
・民主党が訴えるべきだったこと!?
で提言されてる「政策」も
もろ「都市型リベラル」の政策でしょう。
そういう意味で
「都市型リベラル」の需要は、
結構あるハズだと思うんですけども・・・
多分、多くの人が望んでいる
「政界再編」は
「都市型保守政党」と
「都市型リベラル政党」の2大政党
という流れだと思うんですけど
今の「自民党」と「民主党」は
どちらもが「都市型保守政党」じゃないのかなぁ。
その「純度」が、どちらが高いか
という競争をしているって感じるんです。
そういう意味で
今の日本の不幸は
「都市型リベラル政党」がない
という事だったと思います。
いやコレは、ここ何年かの流れと言えるかもしれません。
(というか「都市型リベラル」を救い上げた政党って
今まで、あったんだろうか?)