大きな批判をされる可能性もあるだろうなぁって。
でも、
自分の身を切ってでも、言っておかないとって思いまして・・・
今、政治の世界では、
年金の未納(未加入)問題についてが、
一番の大きな問題になっていますね。
(肝心の問題が見過ごされてると思いますけど。
それは下にも書いた
「このアメリカをまだ支持するんですか?」って事ですが。)
だけど、
これだけ年金の未納が悪く言われていると、
思うんです。
「そんなに未納って悪い事なんですか?」って・・・
いや、
菅直人を擁護しようって事ではありませんよ。
菅氏の件は、
年金の未納・未加入って事がポイントじゃなくて、
「未納の大臣をあそこまで責め立てていて、
自分は悪くないって言う事」
だと思いますので。
ですから、
そういう意図ではないって事で、述べます。
実は私も、
国民年金に未加入だった時期があります。
(だから、
私が公職に就いたなら
「年金未加入」という事で責め立てられるって事になる!)
もちろん、
この件に関して、
「国民の義務を怠った」と私を責め立てる人も居るでしょう。
でも、
とりあえずは私のケースについて書きます。
(もち、
言い訳って取る人はいるでしょうけど・・・)
私は、
大学生、大学院生の期間、年金に加入していませんでした。
(実は色々ありまして、
結構長く大学に在籍していたので、
それなりの期間にはなる。)
就職後、2年分遡って払いましたが、
それ以前の期間については「未加入」扱いです。
ただ、
正直言って、その期間、私にとっては。
年金を払うのは無理でした。
人より長く大学にいて親に学費を払ってもらっていたのに、
それ以上の負担を親に求めることはできませんでした。
実家も裕福ではありませんでしたし。
(これについては別に書きませんが、
はっきりと無理だったと言えます!)
なので、
自分の生活の分は、アルバイトや奨学金などで、
なんとか工面はしていました、けれど、
それもギリギリで、
とてもじゃないですが年金なんて払えなかった。
(マジな話、
少なくとも院生の時期、私はマトモに遊んでいません。
誇ることではありませんけど・・・)
後で聞いた話しでは、
私のようなケースでは、
年金に加入しておいて支払いを免除してもらう事ができたそうですが、
(そうしておいた方が、
私にとっても有利だったんです・・・)
そんな制度なんて知らなかった。
だから、
支払い義務があることは知ってはいましたけれど、
それを無視する以外の選択肢は、
私にはありませんでした。
あと、
今より数年前くらいの時期は、
年金の破綻について色々と言われていて、
「支払っても返ってくる保証はない」とか、
「30台後半を境に、
払っても逆に損になる」
なんて事が、まことしやかに述べられていた
(なので、
同世代の会話の中で、
「払った方が良いか?
払わない方が有利なのか?」って、
マジメに話し合っていたりしました。)
って事も、付記しておきます。
(少なくとも今のように、
「払うのが義務だから当然だ」って空気じゃなかったです。)
ま、
私の問題と、「年金等の専門家」たるべき政治家の先生方の問題は、
違うとは思いますけどね。
でも、
今、払っていない
例えばフリーターの人なんかには、
「払うのは不可能だ」なんて人もいっぱい居るだろうって思いますし
(銭金の貧乏バトルに出てくる子たちは不可能でしょう・・・)
それを一概に批判して良いものかって事は、思います。
払っている人(というか、親に払ってもらってる学生とか・・・)は、
単にご自身が恵まれた家庭環境にあるってだけじゃ、ないですか?