2004年05月12日

むつかしい言葉を使うことについて

もげきゃっちさんが、
福田前官房長官がやめる時のコメントで、
「慚愧に堪えません」と言ったことを記事にしています。
それを読んでいただいた上で、
私の思うことを。
(コメント欄に書こうと思ったのですが、
 長くなりそうだったので・・・)

この「慚愧に堪えない」って、
「むつかしい言葉」というか、
「政治家言葉」だなぁって思いました。
ちゃんと覚えてませんが、
昔にも政治家でこんな言葉使ってた例が、
複数あるように思いますし。

でも、
政治家に限らず、
その世界で主に使われる言葉とか言葉遣いって、
ありますよねー。
そして、
それを好んで使いたがるってトコ、
あると思うんですー。
(その辺を上手くついたのが、
 「オトナ語の謎、専門用語編」なのかなって。)
つまり、
専門用語を使う気分ってのがあって、
その世界の人間になったって感じられるんじゃないのかなって。

もちろん、
「国民の方を向いていない」ってのは、
ご指摘の通りだと思いますよん。


あ、
年金未加入問題については、
私の考えは以前書いた通りです。
一言で言えば
「未加入が問題というより、
 専門家ですら間違うような制度が問題」って事ですね。
posted by めたか at 00:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 学問 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうですよね。
やっぱり「わかって貰おう」って気持ちよりも「自己満足」の方が心の中で大きいからあんな発言になっちゃうんでしょうかねぇ…

ちなみに年金問題についてはまったく同じ意見なので、ウチの過去記事なんですが、トラックバックさせていただきました。
Posted by ろぷ at 2004年05月12日 05:15
コメントありがとうございます。
「自己満足」もあるでしょうね、
それと、
「国民ではなく、同じ政治家仲間の方を向いている」
ってのも、あるのではないでしょうか。

ただ、
誰もが陥りがちな危険性だとも、思うんですよね。
(例えば大学の先生とか・・・)
その辺、自戒も込めてって意味もあります。


TB先の方が、
私の説明よりわかりやすいですね。
なので、そう追記しておきました。
Posted by めたか at 2004年05月12日 08:59
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