沈没地図の新しいお題
「古今東西・気になる方言?」は
当たりだったみたいですね。
で、
大阪のエントリーの中に、
まじかる別室さんの「なおす」ってのがあります。
コレに関連したネタです。
記事にあるように、
「なおす」は「片づける」という意味なんですね。
標準語なら「修理する」だと思うので、
知らない人には、こんな悲劇が待っているかもしれないんです・・・
ある、生粋の東京っ子が就職して、
なぜか大阪に行くことを命じられました。
新入社員なので、緊張の連続。
しかも、慣れない大阪の地で、
意味の分からない関西弁に囲まれる生活。
生粋の東京人たる彼にとって、
関西弁はとても怖く、喧嘩を売られているように感じていたようです。
ある時、上司に
「この時計、なおしといて!」と言われました。
困った彼は
「えぇっ、そんな出来ません。僕、文系ですし・・・」
と言ったのですが、
「何言ってんの。
時計なおすだけやのに、理系も文系もあるかいな!」
と、取りあってくれません。
「そんなぁ、できないですよー」
と言っても、上司は
「ガキやあるまいに、
なおすくらい誰でもできるやろう」
と言って、どこかに行ってしまいました。
残された彼は、泣き出してしまいました・・・
彼は、一週間後に会社をやめたそうです。
これは、聞いた話なので、
事実かどうかはわかりません。
だけど、
「なおす」の意味を知らないと、
こんな悲劇にあってしまうかもしれません。
なので、
絶対に知っておいて欲しい方言、であります。
(・・・ないない、そんな悲劇・・・)
2004年05月28日
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