ほぼ日の「主婦と科学」が、
マイナスイオンについて取り上げていました。
(リンクは一週目の方です。
最新の、は毎週変わっていくので・・・)
ほぼ日とも縁は浅くないし、
過去にマイナスイオンについての記事を書いている事もあるので、
結構、注目してみていました。
マイナスイオンの「問題点」
というか、「議論のポイント」が、
非常に良く整理されていた良い記事でしたね。
ただ1つ、思う事があります。
確かに
>きちんとした検証なしに
>「エセ科学だ!」と切って捨てるのも
>これまた非科学的な行為だと思うのです。
と言うのは確かだし、
まだ、どうなるか分からない「未科学」な部分もあるでしょう。
だけど、
それと「マイナスイオン商品を容認する事」は、
話が別じゃないかなって思うんです。
つまり、
確かに、現状では「どうだか分からない」もので、
「えせ科学だ」と切って捨てる段階ではないのかもしれません。
でも、
そういう段階であるのに、
「科学的に根拠があるかのように」商品を開発して売るってのは、
やっぱりおかしいと思うんです。
(つまり「研究」についての態度は保留するとしても、
「商品」として売って良い段階ではなかったのでは?
って事です。)
これ以上のコメントは、
件の研究について知らないので
やめる事にします。
もし、その論文が手に入ったりしたら、
また検証してみようと思います。
本当にマイナスに帯電するんであれば、プラスの電荷はどこへいってしまったんだろ?
それから、帯電すると静電気みたいにパチンといくので、むしろ体に悪そう…。
化学は、ぜ??んぜん分かっていないnetwindです。
僕は「マイナスイオン(陰イオン)というものは
(何イオンかはおいといて)、森林には多く存在している。
森林に行くと気持ちよいし、健康にもよいという
結果がある(本当か?)。だからどんなメカニズムかは
分からんが、マイナスイオンにはいい効果がある」
という構図だと信じておりました。まあ、
メカニズムが分からんのでは話にならないので、
僕は買いませんし、懐疑的には思ってましたけど。
で、質問は、そもそもの「森林には多く存在している。」
という点は間違っていると言っていいのでしょうか。
そこから違っていると、僕も騙されていた感じがして
ちょっと、うれしくないですね。騙されてる僕が
悪いのですが。むむむむ。。。(でも納得できん!!!)
研究・開発資源の無駄という観点は非常に
共感をもてました。
> Bonvoyageさん
確かに「プラスはどこへ」は、普通なら考える疑問ですよね?
多分、「プラスのもの」も発生していて、
それがあるから「寿命が短い」って事なんでしょう。
その辺を細かく考察しているのが
<a href="http://www.yasuienv.net/MinusIonRika.htm" rel="nofollow">http://www.yasuienv.net/MinusIonRika.htm</a>
です。
>netwind さん
多分、森林が「体に良い」のは、
湿度と、精神的なもの(自然に囲まれて、みたいな)で説明がつきそうかなって思っています。
で、
>そもそもの「森林には多く存在している。」
>という点は間違っていると言っていいのでしょうか。
それは、
「マイナスイオン」ってものの実体も定義できず、
明確な測定法もない現状では答えようのない問題ですね。
でも「その話に根拠はない」って事は間違いないと思います。
(そういう意味では「騙されていた」と言えるかも。)
>研究・開発資源の無駄という観点は非常に
>共感をもてました。
これ、
やらされてる研究者も可哀想だと思うんです。
私だったらやりたくないですよー。