2004年09月13日

熱心なファンはエンターテイメントに必須である

世論調査では
オーナー側への批判の声が強いって結果が出ていますよね。
関西アレ野球ニュース等を参照のこと)
当然、ですが、メディアの報道とはかなり温度差があるって事、
報道している皆さんは、どう申し開きするのでしょう。
というか、
世論調査の項目に
「メディアの報道姿勢は適切か?」
という項目も入れなさい!
めたかです。

経営の問題を語る上で、
この問題意識が興味深かったので、
ちょっと考えてみました。

熱心なファンが切り捨てられるのは何故なのか?

冷静で独自な分析の中に
ファンの怒りがこもったH5さんらしいエントリですが。
なるほどなぁって思いつつも、
それだけではないのではないかって、
ちょっと思いました。

というのは

「熱心なファンのいないエンターテイメントなんて、
 薄いファンにだって面白そうに思えない」

そう思うんです。

まず、
観客がいるからこそ、その他の金が生まれる
って話もありますし、
熱心なファンがいっぱいいるって状況が、
外野の少し興味のあるくらいの人も連れてくる
って側面も、あると思うんです。

これについては、
また、色々と角度を変えて何度も説明しないと
いけないかなって感じてます。
(でも、分かる人にはこれで充分わかると思う。)
もちろん、
「熱心なファンがいっぱい居れば
 必ず、薄いファンも増える」
って訳じゃ、ないですよ。
ただ、「必要条件」ではあると、思う。
(だって、
 巨人ファンだってスゴく熱心なファンは
 いっぱい居ますよ。)


追記
コメント欄を見ると、
H5さんは、ここに書いてる事も、
想定してはいるみたいですね。
失礼しました。
まあでも、
「娯楽についての経営問題」という意味で、
重要なテーマだと思いますので、
今後も私なりの視点で取り上げようとは思いますけど。
posted by めたか at 12:57| Comment(2) | TrackBack(2) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>熱心なファンがいっぱいいるって状況が、
>外野の少し興味のあるくらいの人も連れてくる

F1の世界では「ティフォシ」と呼ばれるフェラーリのファン(というか信者)が、
Jリーグでも浦和レッズのサポーターなどは
それに近い状況ですよね。
プロ野球だったら甲子園の阪神ファンとか。
客が客を呼ぶという状況になれば、
ファン商売は勝ったも同然ではないでしょうか。

マリーンズファンの応援もそれだけのポテンシャルはあると思うんだけどなぁ…。
Posted by 佐々木大悟 at 2004年09月14日 00:10
コメントありがとうございます。
(そちらにもコメントしようと思ってたんですが、
 寝てしまいました。)
えっと、
私は実は、マリーンズサポこそが、
「ファンがファンを連れてくる」状況なんじゃないかって、
思ってるんですよ。
マリーンズファンが独自だって話を聞いたのが、
98年から99年頃だったんですが、
その頃から、マリーンズファンは随分と膨れ上がったものだなぁって。
それは、
マリーンズファンのアツさが、大きかったんじゃないかって分析なんですが。
いやだって、関西に居る私ですら、
マリーンズファン達に対して「楽しそうだなぁ」って見えますもん(笑)
Posted by めたか at 2004年09月14日 06:59
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

熱心なファンが切り拓く未来を信じてみないか
Excerpt: 先日、「熱心なファンが切り捨てられるのは何故なのか?」というエントリを上げたところ、反響がいくつかありました。ト…
Weblog: Starless and Bible Blog
Tracked: 2004-09-13 23:18

ドジャース、ブルックリンに還る
Excerpt: 「ドジャース、ブルックリンに還る」 著者: モーリス・F・ワイルズ /小菅正夫 出版社:角川書店 ISBN:4042448011 なんかGarag...
Weblog: koolpaw memo
Tracked: 2004-09-19 16:08
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。