(なんでも「踊れー!」とか言われたら
お尻振ったりとかしてるんですって。
本当ですかぁ?)
どうも、めたかです。
今月末で退任が決った
(まだコミッショナー職にはいるんですよ!)
根来泰周氏が、どうダメだったのか、について、
ちゃんと総括的な事を書こうと思っています。
(って、表題で全て言い尽くしてますけど。)
根来泰周氏、先週の団交前に、
「首を賭けて提案」ってのをしたのに対して、
当ブログでは
「首を賭けて提案を出すのなら、せめて顔ぐらい出せ」
って批判したんですが、
それについて、もう少し言葉を足しましょう。
根来氏の提案した3項目は、次の3つだそうです。
(1)経営や経済の専門家ら7人程度で、
新規加入球団審査委員会(仮称)を設置する
(2)オーナー会議の諮問機関として
有識者による会議を設置する
(3)加盟料は預かり金とし、
選手1年分の年俸合計の額とする
(1)、(2)に関しては、
確かに一笑に付すべき提案じゃないかもしれません。
そういう「第三者機関」によって
様々な議論を行う事は、良い事でしょう。
(ただ、発想がいかにもお役所的、なんですよねー。
その辺は、さすがに元官僚ですわー。)
私自身は、別に第三者機関じゃなくても
ちゃんとオープンで、しかも外部(やファン)の意見を
吸い上げる仕組みがあれば、
「議論の場」ってだけでも充分だって思いますけど、
まあ、それは良いでしょう。
ただ、
そういう「第三者機関」を設置したとしても、
例えば、単なるお飾りの機関に終わってしまう可能性も、
ある訳でしょう?
また、
(1)、(2)の機関とも、
どういう人を委員として選ぶか、によって、
実質骨抜きにされてしまう可能性も大きい。
(2)に関しても、どういう問題を話し合うのか、
その議題設定は誰がするのか、によって、
肝心な事が放置されたまま、って可能性も大きい。
(例えば、裏金の実態調査と再発防止は、
外から見れば早急に必要な事項だって思いますけど。)
つまり、ですねぇ。
この提案って、運用次第でどのようにでもなる、
そういう種類のものだって思う訳です。
だから、
これについて、どのように運用するのか、
について、
色々と突っ込まれるべきだし、
それについて、ちゃんと機能するように、
色々な条件を付けたりして細部を詰める必要がある、
その説明の為にも・・・
単なる提案をしっぱなしってのは全然ダメで、
それについて、ちゃんと自分で提案し、
いかなる質問にも答える、
そして、変更すべき点は変更し細部を詰める所は詰める、
その為にも、
提案したご本人が会議に出席しないってのは、
全くの問題外だって、
私は思う訳です。
(3)についても同様の事がありまして、
加盟料(預かり金)に関しては、
参入の条件によって、その持つ意味合いが
変わってくるって思いますし、
(例えばエクスパンションドラフトはするのか、とか)
その辺の運用方法についても、
ちゃんと議論しないといけない。
なんか、
この根来泰周って人は、
「運用」って事について、
あまりに軽視し過ぎているって思うんです。
例えば、
この人の口癖だった
「コミッショナーは権限がない」
と
「協約に書いていない」
ですが、
その、少ない権限の中で
最大限の「運用」をしようとしたのか、
不備の多い協約を、充分に運用し活用したのか、
と考えると、
不十分、どころか運用しようという視点すら感じなかった。
あなたは、完璧なモノが与えられないと
何もできないのか?
って事でしょう。
普通の社会では、こんなの通用しない、
さすがに実務を経験しておられない方だなぁって思いました。
「根来泰周コミッショナー問題」
については、
これで終わりにしようって思います。
もう辞める人ですから、
これ以上、色々言っても仕方が無いでしょう。
それよりも、
次のコミッショナーに対して
注文を付けていくって方向が
より建設的だと思うんですけど。
一番不適格な人物がコミッショナーだったんだなと改めて感じました。
「協約に書いていない」って、
球団合併などその最たるもの。
そこで自分からアクションを起こすのが
コミッショナーの仕事なんだから、
根来氏は仕事をする気がなかったのでしょう。
一応カッコつけるために
タイミング遅れの提案をしてみてはいますが。
辞意表明後の発言からも、
「公正」でなかったことは明白です。
もはや相手にする価値すらないと思います。
>一番不適格な人物がコミッショナーだったんだなと改めて感じました。
ホント、そうですよねー。
というか、
こういう「非常事態」が起こったからこそ、でしょうけど。
個人的には、お役人の天下りでやってる限り、
こういう問題は出てきそうかなって思っています。
でも、この根来氏は、
>「公正」でなかったことは明白
ですもんねー。
そういう意味でも、「一番不適格な人物」だったと私も思いますね。