いや、どーでも良いんですけどね。
いや、真面目な話ですが。
未だにライブドアや楽天に対して
(特にライブドアに対して)
「売名行為」だとか「2、3年で球団を手放す」とか
言ってる人たちが結構いますので、
それに対する反論を、少し変わった態度からしてみます。
楽天・ライブドアはどういう企業か
まず、楽天・ライブドアがどういう企業なのか、
を確認しましょう。
というのは、この両企業を「単なるネットベンチャー」と捉えて
「IT企業が遊びで球界に手を出してる」
みたく言っている人が、いますので。
いや、
確かにこの2社はIT企業、ネットベンチャーですが、
でも、別の捉え方もできるんです。
って事を上手く説明している記事がありましたので、
そちらを紹介しましょう。
・Googleと楽天・ライブドアを比較することに意味はあるか?
・Amazon、Yahoo!、eBayと楽天は何が違うのか
(「梅田望夫・英語で読むITトレンド」より。
ミーハーなんでTB打っていますけど気にしないで下さい)
簡単に言えば
この2社は
「ネットを主たる舞台とした生活密着型サービス産業」
なんだって事です。
話をもっと分かりやすくするために、
梅田さんも例に挙げていたセブンイレブンで考えてみましょう。
セブンイレブンは、より良いサービスを提供するために、
高いIT技術を持っていて使っている、
その「技術力」は、IT企業と言って良いくらいかもしれません。
しかし、
セブンイレブンは「ITを売ってる」のではなく、
あくまで「サービス」を売ってる訳、ですよねー。
楽天やライブドアについても、
技術がITというより、よりネットワークの方に因っていて、
舞台もネットが主なんですけど、
「技術」を売るというより、「サービス」を売る、
生活密着型サービス産業の系譜に連ねる会社だって
そういう分析です。
そう考えると、
この両社がプロ野球に参入する事は、
ごく自然な判断だって捉えられる
梅田さんはそう結んでいます。
読売はなぜ球界で力を発揮できたのか?
さて、次は別の角度から考えてみます。
読売って、なんであんなに偉そうなんでしょうね、
プロ野球の世界で。
いや、そりゃぁ、そうでしょう、
お金持ってるから、ですよねー。
じゃあ、
なんで読売はそんなにお金を持っているんでしょう。
読売だけ、あんなにお金を湯水のように費やして
しかも、黒字なんですもんね。
それは、「テレビの放映権料」があるから、でしょう。
でもそれじゃぁ、
なんでTBSは横浜で同じ事、やらないんでしょう?
それは、
「横浜戦でやっても視聴率が取れないから」
つまり、
「横浜に全国区の人気がない」って事、
それはつまり、
巨人には全国区の人気があるから、
(最近は陰りがあるにせよ・・・)
で、それは、
巨人戦が今までずっと全国放送されていたから・・・
その積み重ねによって、ですよね。
「全国放送をする事で人気が出て、
それによって、より、放映する旨味が出る」
という好循環によって、
「巨人にお金がたくさん入ってくる仕組み」ができた
(で、その「遺産」を食いつぶしてるのが渡辺恒雄氏
ってのが私の分析なんですが、それはまた。)
こういう仕組みを
「メディアミックス」って言うんですよね。
つまり、
「読売が野球界でこれだけ力を持っている」事は、
「スポーツビジネスで儲かるのはメディアミックス」
って事を示しているって言えるのではないでしょうか。
で、
これからの「メディア」といえば、何と言ってもネットでしょう。
だから、
楽天やライブドアは、
インターネットで「メディアミックス」の手法をやろう、
それで野球で儲けようって事を、
考えているって推測できる訳ですね!
(実際にライブドアの人間が近い事を言ってるのが、
これなんですよね。)
もちろん、
こういう話とは別に、楽天やライブドアが
球界に参入して良い企業なのか、
野球の未来を託すべき企業なのかって事は、
ちゃんと見定めないといけない、って事は思います。
また、
ちゃんと球団経営を行う能力があるかって事も、
判断しないといけません。
メディアミックスをやろうったって、
すぐに儲けが出せるようになるのは難しいでしょうから、
それまで耐えれる体力があるか、も疑問でしょう。
だけど、
「何十年も、何十億もの赤字を垂れ流す球団」
という前提で、
「無理だ」って言うのは、いい加減やめませんか?
って思います。
最後にニュースを。
キーナート氏、楽天GMに就任
正直、楽天絡みのニュースでは、
個人的には不愉快なものが多かったんですけど、
これはいいニュースだと思います。
キーナート氏、良いチョイスなのではないかな。
財界の大物を集めるより、よっぽど説得力がある人事でしょう。
楽天に対して、
「ライブドア潰しの、現オーナー達の手先」
的な捉え方が良くされていますよね。
まあ、真実は分からないですけど、
でも、この記事で考察してきた事から、
楽天だって、メディアミックスを利用した球団経営の旨味を
分かってるって思うんです。
だから、
「さっさと撤退」みたいな、世論をわざわざ敵に回す事は、
考えてないって思うんです。
逆に
今のオーナー側に貸しを作って参入したんだから、
良いようにさせてもらおう、くらいの
したたかな気持ちでいるんじゃないでしょうか。
まあ、
球界以外の動きとかを見ていると、
ライブドアの方が発想力はありそうかなって感じはあるんで、
(報道機関ライブドアってのはびっくりしましたし)
できれば両方に参入して欲しいなって思います。
広瀬さんは
「両方に、三つ指付いてでも参入してもらうべきだ」
って言っていましたし。
だから、
片方、切られたとしても、
諦めないで欲しいなって思っています。


ご承知かもしれませんが、
<a href="http://www.miako.net/press/release/press_2004_10_5.html" rel="nofollow">http://www.miako.net/press/release/press_2004_10_5.html</a>
このような取組みもあります。
ご参考までに
気の抜けた記事でTBしてしまいました。
ただ、こんなファンもいるということでご寛容を。
小島さん>
あ、それ、知りませんでした。
そういう取り組みも、あるんですね。面白いです。
球場に来ているファンへの「サービス」は充分ではないって感じていますので、
こういうのは歓迎したいですね。
jackyhkさん>
いやいや、気の抜けたって事はないでしょう。
確かに、審査については、
資格審査なのか選抜試験なのかが明示されてないってのは、
問題だと思っています。
私としては、両方すべき
(で、資格としては両方オーケーだけど、参入は来年は1球団にしてくれ、みたいなのなら、
まあ、しょうがないのかなって)
で、それはしっかりと区別すべきって思っていますけど。