2004年11月11日

Webは「読み手主導」のメディアなのか?

「圏外からのひとこと」の
トラックバックが書き手主導であることの違和感
に、思う所があって、コメントを書きました。
他にも何人か、その件にコメントしている人が居て、
それらに対してessaさん、
間違ってないけどどこかズレている
って反応していたんですが・・・

えっと、
私、間違ってるとかズレてるとか、
そんなふうには思わなかったんですよ。
だって、
TBなんて、ネットに関する一つの技術に過ぎなくて、
だから、
それに対する見方って色々あってしかるべきでしょう。
多分、
実際に使ってる人でも、使い方って色々だし
(例えば自分の過去記事からリンクするのに
 使っていたり、とかね。)
なんで、
考え方も、本当に色々じゃないかって。
で、
その「TBについての考え方」って、
その人の価値観とかネット観が表れてると思いますから、
「なるほどねー、
 esssaさんがTB受け付けない理由は、そういう訳なんですか。」
って思ったくらいでして。

トラックバックについては、
何度か記事にしているんですが、
その都度、考え方は少しずつ違ってきていますね。
最近の私は「公開メール」ってノリが多いですね。
それも、
またしばらく経つと、変わるかもなって思っています。
(もし興味のある方は、
 左の検索窓で「トラックバック」と検索してみて下さい。)
なんで、
「こんな考え方もあるなぁ」くらいに思って頂ければ・・・


ただ、
私がessaさんの最初の記事に違和感を感じたのは
別の部分にありまして。
それは、表題にもあげた
「Webは「読み手主導」のメディア」って部分なんです。

って事で、またちょっと、エピソードを。

前にチラッとだけ触れたんですが、
私の(ネット世界での)「出自」はメーリングリストなんです。
ネットでの作法とか文章の書き方、
人付き合いの方法などなどは、
メーリングリストで学んだんですよ。
かなり濃く、メーリングリストをやっていましたので。

で、
そこで、ML(メーリングリストってこう略すんです)について、
色々な事を話し合ったり議論したりしました。
より円滑な運営のため、だったり、
トラブルの対処だったり、とか。
でね、
その中で、一人、ML歴の長い人が、
だいたい、こんな感じの事を言っていたんです。
「私は、MLでは『書く人』を大事にしたいって考えてる。
 というのは、
 書く人がいないと、MLは成立しない訳だから」

MLって、
「9ー1の法則」ってのがあるらしくって、
(呼び名はまつがってるかも。「1−9」だったかも。)
だいたい1割の人が、全発言の9割を占めるようになるって。
(だから、
 100人参加のMLがあったとして、
 一月に100の発言があったとすると、
 常連10人で90個の発言がされてるって意味です。)
MLって、ROM(読んでるだけの人)が一番多くって、
次に、たまーに発言する人、
アクティブメンバーは1割くらいってのが普通みたいです。
そうすると、
何となく、独りよがりなもの、一部の人だけのものっぽく
なりがちな点があって、
それはとてもつまらないので、
アクティブじゃないメンバーに対しても考慮していこう
って、そういう空気を作ろうってのがあったんですが・・・

つまり、
それって「読み手にとって良いMLを作ろう」って
言い換えれば
「読み手を大事にする考え方」かなって思うんですけど。
それに対して、
MLベテランの意見によれば、
もし、誰もMLで書かなければ、
そのMLには何も流通しなくなる訳で、MLの体を成さない。
書いてる人が居るから、MLは成立するんだって。
それは確かにそうで、
なるほどなぁって思ったんです。
(まぁ、だからって、
 「アクティブじゃないメンバーに考慮」ってのが
 意味ない訳じゃないとは思ったんですけど。)


essaさんの言う意味での「読み手主導」「受け手主導」というなら、
他のメディアだって、
同じように「受け手主導」って言えるって思う。
その新聞や雑誌を読むかどうかは、
読み手の意志にある訳ですし、
チャンネルを変える主導権も自らの手にある。

だけど、
「書き手が、送り手がいないと成立しない」
のも、
ネットでも既存メディアでも、同じ。
ネット創世記では、HPってホント、少なかったですよね。
なんで、
あんまし面白くなくて、
だからMLが盛り上がってるって側面もあったかも
って思う。
だから
「書き手が居ないとネットだって成立しない」
ってのも、真実だとも思う。
(代わりがいくらでも居るってだけの話で。)

だから、
こういう観点での「読み手主導」とか「書き手主導」とかは、
あんまし意味ないかもって思います。

ただ、
違和感があったのはその部分だけで、
あとのリンクの話は納得したんですよ。
essaさんはなるほど、リンクを貼るのにこだわりがあるんだなぁって。
そういう人にとっては
TBって乱暴な機能に思えるのでしょうね。
それは、
私もちょっとだけですがリンクにこだわりありますので、
理解できなくもないです。

だから、
私は、自分の中では、ですが
「送られてきて貼られたトラックバックは
 私の責任じゃない」
って事に、していますね。
そうやって送られてきたものでも、
改めて自分で紹介したい、読んでもらいたいって思えば、
自分で本文中にリンクを貼りますし。
だから
「本文中でリンク貼ったものについては私の意志、
 だけど、
 TBについては私の与り知らぬもの」
ってふうに、自分の中では位置づけています。

それに、
自分がブログを読む時に、
わざわざトラックバックまで開けて見ないですね。
いや、実は時と場合があって、
その話題について、色んな人の意見を読みたい
みたいな時は、TBを見て回りますけど。
だから、
「TB打ってもそんなに読みに来ない」ってのは、
相手のブログや、話題にもよりますね、実は。
その辺、不正確だったかもしれません、私のコメントは。


いや、
それよりも一番、思った事は
「essaさんは『ブロガー新聞』みたいな事は
 されないんだなー」
って事だったりして。
いや、
ブロガー新聞って、どーあるべきかって話は、
それはそれで、また別にあるんですけど・・・


posted by めたか at 01:26| Comment(0) | TrackBack(0) | デジタル・インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック