びっくりしているめたかです。
(いや、私はサイキッカーではないんですが、
親しくなる人にサイキッカーが多くって・・・)
で、本題に入る前の導入として
申し訳ないですけど、ネタにさせて頂きます。
コメント頂いて嬉しかったし有り難かったんですが、
でも、giants-55さんから頂いたコメントは、
「giants-55さんほど、
しっかり自分を持っておられる方でも、
メディアに惑わされて選手を見てしまうんだな」
って思って、悲しかったんです。
そんなふうに見られるような報道をされてしまう
中村選手にも責任はあるでしょうけど、
(そして、「身勝手」と言われても仕方ない事も、
しているかもしれません)
だけど、
私たちの多くは、中村紀洋という人間を
直接知っている訳ではないですよね?
それで、彼の人間性に関わる事を
伝聞や噂、憶測を元に書かれているのを見ると、
悲しくなってしまうんです。
(中村選手については、
もし良ければ前に書いた事を
リンク先のH5さんの記事と合わせて読んで下さい。)
そういう見方の一番の犠牲者だったなって思うのは
桑田真澄選手です。
桑田選手と清原選手というのは、
私にとって、やっぱり、特別な選手です。
もちろん、松井秀喜選手も同じ意味で特別ですが、
高校時代からの彼らの怪物的活躍を、その後のプロでの活躍まで、
ずっとずっと、見続けている、
彼らの伝説をリアルタイムでずっと見続けているって意味で、
本当に特別なんです。
ただ、
桑田選手(まぁ、清原もそうですが)は、
マスコミから心ない事を随分と書かれた選手、でもあります。
入団の経緯から、どうしても
ダーティーなイメージを植え付けられてしまった面も
大きいでしょう。
また、
彼自身の真面目すぎる、
堅すぎる面も、あったのかもしれません。
今では随分と、イメージも改善されてきていますけど、
今でも彼の事を「ずる賢い」とか「蔭で悪い事している」
みたいに思ってる人も、居るかもしれません。
現に、そういうふうな報道をされてしまっていましたし。
だけど、
私には、桑田選手がそんな人間だとは
どうしても思えなかった。
だから
「どうして桑田って、こんなふうに書かれてしまうんだろう?」
って、ずっと悲しかった。
私が「メディアリテラシー」なるものに関心を持つ
1つのきっかけだったかもしれません。
また、
私は次にあげる本を読んでしまったってのも、あるんです。
・桑田よ清原よ生きる勇気をありがとう
この筆者の清水哲さんは桑田・清原の一年先輩で、
2人が2年生の夏の甲子園で
ラッキーボーイ的に活躍していた選手です。
その彼が、大学でプレー中に事故に遭い、
全身不随になってしまったって、
私はこの本で初めて知りました。
この本自体も、
筆者が絶望から立ち直り希望を見つけていく素晴らしい本ですが、
桑田の事に絞って書きますね。
この本で描かれる桑田の姿は、
報道で書かれていたものとは全く違っていました。
本当に細やかな気遣いのできる、
心優しき人間として描かれていました。
もちろん、
身びいき的な部分は、あるでしょう、
良き先輩として、酷い事を書かれている後輩を庇う気持ちも
多分にはあったと思う。
だけど、
ウソ八百並べた訳じゃないでしょうし、
それに、
庇いたいと思わせるような、そんな人間なんだって事は
言えると思います。
私自身、桑田選手のファンで、
心ない報道にずっと悲しい思いをしてきたからこそ、
他の選手についても、
報道から伝えられる姿だけで判断して欲しくないな
って、思うんです。
(ただね、
選手もマスコミとの付き合い方を勉強していかないといけないし、
球団もそういう教育をちゃんとするべきです。
また、いざとなれば球団は心ない報道から選手を守るべき。
サッカーは、その辺、野球よりはちゃんとしてますよね。)
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ただですね、
これだけの話で、私は桑田選手の事を
書こうと思ったんじゃないんですよ。
動機となったのは別にあって、
「鯉のぼり 上がるまでとは 言わせない」さんの記事で、
桑田選手が自分のサイトに書いてる事を知ったから、なんです。
11月5日 より良い野球界へ
ここで桑田選手は、
一場選手の裏金問題について触れています。
心ない報道やヤジなどに苦しめられてきた
桑田選手だからこそ、の、一場選手への
想いやり溢れる言葉が書かれていて胸を衝かれました。
特に最後の「最後にもう一度、彼を想う。」の下り・・・
言っておきますが、
私は桑田選手の意見に賛同はできないんですよ。
私は、一場選手に来季以降、
心置きなく野球に専念してもらう為にも、
今ここで、厳しい事を言わないといけないって思っていますから。
(それについても、総括します。)
だけど、
桑田選手から、
こういう一場選手への想いやりある言葉が出された事は、
心に留めておこうと思いました。
桑田選手が一場選手をこういう形で庇う事は
彼自身も入団時に騒動があった事を勘案すると、
リスキーだと思うし、
その事は彼も充分わかってる事でしょうしね。
自分を持っておられる方なんて買いかぶり過ぎです(笑)。単に毒を吐き続けるおっさんですから。
中村選手の件に関して、不快な思いをさせてしまった様で申し訳在りません。かなりの毒舌吐きの自分ですが、こと話が愛する野球の事になってしまうとどうしても感情的になってしまって(^o^;;;。
中村選手のみならず、野球選手個々人に付いては、個人的に知り合いでない限り、彼等の全てを知り得ている訳ではありません。ですから、自分の様な考え方が真に中村選手を捉えているか自信を持ってYESとは言えないのも事実です。
唯、個人的にはマスメディアの欺瞞性には常に憤りを感じている身ですので、一つの事象に関して出来るだけ複数の情報源、それもアンチ&シンパ両方の情報源から情報を得る様にして、自分なりの”ふるい”にかけて、出来る限り真実に近いと思われる事柄だけを見る努力はしているつもりです。批判しているマスメディアの中に、野球関係に携わっている知り合いもおり、報道では報じられないような話もしばしば聞いたりもしております。
そんな自分なりの情報整理をした上でも、中村選手にはどうしても身勝手さを感じてしまうんです。(この辺は、自ブログのコメント欄でも自分なりに詳細に書きましたが。)
勿論、彼が悪い面ばかりを持っているというつもりもありません。良い面も色々聞き及んでいますが、どうしてもバランスを考えると、悪い面が突出している気がして・・・。
唯、いてまえ打線という一時代を築いた選手の一人として、野球人としての中村選手は凄いと思いますし、メジャーに行っても頑張って欲しいとは思っています(積極的に応援は出来ないかもしれませんが(^o^;;;。)
何か取り留めのない書き込みになってしまって申し訳在りません。
P.S. 金八のもう一つのサイトは、自分も何度か訪問させて戴いた事が在ります。昨年、金八の再放送(パート1から一気に全て再放送)した際、毎回のタイトル整理にあのサイトは非常に役に立ちました。
中村選手の事については、
私の方も「感情論」って側面は否定できないなぁとは
思っています。
批判されても仕方のない言動も沢山していますし。
ただ、
彼のプレーに魅了された人間としては
日本中が彼をバッシングしたとしても一人くらいは庇う人間が
居てやらないとって思っていますので。
あと、
そこまで情報を集めてまで彼の人間性を判断しないと
イケナイ訳じゃないのではって事も、思うんですね。
基本的に野球選手は
グラウンドで輝いてくれればそれで良いって思いますし。
なので、
野球選手の「人間性」の判断については
基本的に私は大甘なんです。
井川選手や上原選手についても人間性まで踏み込んで
彼らを批判する気にならない、
彼らのプレーに胸を躍らせた人間としては・・・
(井川・上原の件については
また、ちゃんとした記事を書かないとって
思っていますが。)
そして、それでかまわないのではないかって事も
思うんですね。
人間って誰しも欠点を持っていますよね。
私だって、悪い所もいっぱいある。
それを大勢の前で悪し様に言われるって辛いだろうな
って思うんですよ。
それが「有名税」だとしても。
なので、
批判する必要がある場合でも、なるべく広げずに
その部分だけに限定して批判したいなって思っているんです。
「人間性」って所まで批判する必要はないんじゃないかって
私は考えているんです。
金八のあのサイトは、良いですよねー。