めたかです。
えっと、なんかアクセス増えてるみたいなんですが、
どこかからリンクされてるんでしょうか?
アクセス解析はずしているんで、
その辺、全く疎くなっていまして・・・
(転送量からだいたいのアクセス量は分かるんですが・・・)
知ってる方、良かったら教えて下さい。
確かにブログ人、劇重ですねー。
その辺がちゃんとしてないブログ人って、
他にメリットって少ないと思うんですが・・・
(まぁ、私、ブログ人に対する気持ちは冷めてますけど。
ただ、
プライベートの事情から、移転は3月以降です。)
今日もまた、正月に色々考えた事シリーズを書きます。
(キリンジ評も実はそうだったんですよ。)
大学時代、私は真面目に勉強した学生だったと思います。
出ている学生が数人の授業でも、
ちゃんと出ていたんですよねー。
その中でも、印象に残っている授業が、あるんです。
それは、ある数学の授業。
その授業の先生は、すごくおっとりとしていて、
というか・・・
なんか、授業中、しょっちゅうつまって、
黒板の前で考え込んでしまうんです、10分20分も、
生徒を放ったらかしにして・・・
その間、教室には何の物音もせず、
外で鳴いてる蝉の声が教室中に響いていて
(だから「静けさや岩にしみいる蝉の声」っての、
実感もって理解できます^^)
「あぁ、時間を、無駄にしてるなぁ・・・」って
いつも思っていました(笑)
そんな先生ですが、
一度だけ、良い事を言った事があるんです。
ある日、窓の外で、政治活動をしている学生が、
拡声器で何かを主張していたんです。
それはまぁ、良くある事ではあるんですが、
その日はいつもより、ボリュームが大きかった・・・
なんで、ホント五月蝿かったし、
それでなくても小さい先生の声も聞き取りずらい。
困ったなぁ、と思っていたら・・・
どこかの教室から、その学生に向けて
「五月蝿い」って声が飛んだんです。
「良く言った」って、
多分、あちこちの教室で思っただろうなぁと思うんですが
それに対して、拡声器の学生は
一瞬止まったものの、すぐに何事も無かったように
「演説」を続けてしまいました。
「五月蝿い」の声の主は、
その後も抗議の声を飛ばしていましたが、
拡声器の学生は全く無視して、演説を続けていました。
声の主は、そのうち諦めたようです。
以上のやりとりを聞いていた先生は、
ぼそっと、次のような事を言いました。
「私たちの頃にも、ああいう学生はいたんですよね。
でも、
その頃の、そういう学生は、
ちゃんと周りの学生の声を、聞いていましたね。
その辺が、今の人との違いだと、思います。」
その後も、
その先生はいつも、黒板の前で何度も考え込む
「冴えない先生」であり続けました。
そういう「良い事」を言ってくれる事は、なかったんです。
でも、
何故か、その言葉だけは、今でも覚えています。
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メディア論を考える上で基本だと
私が考えている事の1つは、
「マスメディアと言えど、
基本は『人付き合い』の延長にすぎない」
って事なんです。
マスに向かって何かを発するって特別な事に思いがちですが
基本としては、
「1対1の人付き合い」だったり、
「ある程度の社会での付き合い」の延長上、
その規模が大きくなったに過ぎないって思うんです。
もちろん、
「規模が大きくなった事」による質的な変化は、
あるとは思います。
物理的に対応しきれない事も増えてきますし。
ですが、
「その先にちゃんと人間が見えているかどうか」というのは、
実は結構、重要な点ではないか、と思うのです。
先の先生の言葉が教えてくれるのは、
そういう事だと思っています。
政治学生は拡声器で
「マス」に向けて演説していたかもしれませんが、
その先に居る「人間」に目を向ける事ができていない、
って事を、指摘していたんだって。
マスコミの問題を考えた時にも、
その事を忘れているメディア人が結構居るって事が、
実は問題になってるって事、
多いと思うんですね。
去年、特に地震の現場などで問題になった
「報道する人の傍若無人な振る舞い」の問題とか、
あと「報道被害」の問題なども、
「その先にちゃんと『人間』が見えているか」ってのが、
おかしくなってるのが理由って感じるのです。
あと、
ブログでも似た問題があるかなって思います。
例えば、このブログでも再三苦情していた
「無差別トラックバック」の問題、
そんな事ができるのも、
「その先に『人間』が見えてない」からだと思う。
マスメディアって、「拡声器」みたいなものですよね?
その先に「人間」が見えているか、
ちゃんとその「人間」と向き合っているか、が、
メディアの問題を考える上でも基本となるって、
私は思うんです。
付記
以下の記事も、関連として参考になると思います。
CNET Japan連載を終えての感想(1)
(「英語で読むITトレンド」で有名だった
梅田さんのブログより)
>そんなこともあわせて、
>ネットの向こう側の人たち一人一人、
>つまり読者一人一人に敬意を抱き、
>モノを書くときは謙虚にならなくちゃいけないなぁと
>より強く思うようになった。
>これがCNET Japan連載を続けて得た、
>僕にとっての最大の収穫だった。
こういう態度で発信して下さる方が増えれば
メディアの様々な問題は改善されていくと思うのですが。
>他にメリットって少ないと思うんですが・・・
辛口ですねぇ :)、
どこが変わるといいのでしょうね。教えて頂けると有り難いです。
>こういう態度で発信して下さる方が増えれば
>メディアの様々な問題は改善されていくと思うのですが。
同感です。想像力の問題。
と書いている自分も、まだまだ...ですけれども。
>どこが変わるといいのでしょうね。
>教えて頂けると有り難いです。
私がブログ人への気持ちが冷めた理由、ご存知ですか?
<a href="http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/07/post_37.html" rel="nofollow">http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/07/post_37.html</a>
<a href="http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/07/post_36.html" rel="nofollow">http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/07/post_36.html</a>
<a href="http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/11/post_12.html" rel="nofollow">http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/11/post_12.html</a>
<a href="http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/11/post_16.html" rel="nofollow">http://at-most-countable.mo-blog.jp/at_most_countable/2004/11/post_16.html</a>
とりあえず、
ユーザーサポートをしっかりされる事ではないでしょうか。
地味ですが、結局のところ、
それが最も重要なんだと思いますよ。
(ユーザーの問い合わせを3ヶ月も放置しない、
してしまった時に
こんな木で鼻をくくった謝り方で済まさない・・・
重要だと思いますよ。)
>同感です。想像力の問題。
>と書いている自分も、まだまだ...ですけれども。
関係ありませんが、
kwmrさん、上位100ウェブログにランクインしていましたよ。
<a href="http://kotonoha.main.jp/2005/01/03weblog100.html" rel="nofollow">http://kotonoha.main.jp/2005/01/03weblog100.html</a>
106位の事ですが、日本語以外も入っていますので・・・
こんにちは...
上記の件。カテゴリの表示アルゴリズム。
どこまで書けるのか微妙なところなのですが...
我々の範疇で答えられないコアな仕様の問題や他のトラブル様々絡んで、確認と今後の処置の方向性を検討するのに時間がかかったというのが、本当のところだと思います。ご批判は当然のことだと思います。申し訳ありません。
で、この仕様の公開に関しては、隠しているというわけでなく、これも当然判明した時点で公開する方向で指示されていたはず...ここも、ドタバタで後手となっているかも...。調べてみます。公開されていないのなら、優先順位を付けて処理しているのですが、担当者も手一杯なところがあるのでしょう。という、いい訳をしてもしょうがないですね。ごめんなさい。動きます。
絵文禄ことのはの記事。
Feedmeter...正直、基準がよくわからないですし...
人気とか内容や重要度を正確に反映しているとはまだ言えないようですし...。私も表示してみていますけれど;p
カテゴリとかランキングとか書き手が一生懸命にPRする仕組みはあるのですが、むしろ、そう言うところに載らない、知る人ぞ知る;)面白い記事や活きているブログをどうやって探せばいいか、そこが読み手として重要な気がします。
「編集」という行為はそこをプロが担う仕組みですが、最近はそこがシステム化してきました。もうじき、そういう探し方の問題も解決されるのかも知れません。Feedmeterもある意味そう言う仕組みかも知れませんが...これからに期待というところ...;)
ここに書いたコメントが入っていなかった。
マジかよ・・・
確認してなかった私が悪いんですが
(せっかく書いたの、消えちゃったんですが)
もう一度書き直します。
(前の文章、ちゃんと覚えてないので、
だいぶ変わります・・・)
・feedmeterの件
ランキングを見る限り、
ネットに詳しい人とかIT系の人が良く見てるランキング
って感じみたいですね。
多分、そういう人が使う技術(RSS Feederとか?)を
活用してるんでしょうねー。
>そう言うところに載らない、知る人ぞ知る;)
>面白い記事や活きているブログをどうやって探せばいいか
kwmrさんが、そういう視点を大切にされているのは、
素晴らしいとホント思っているんですよ。
(だからこそ地味な基本が大事なんだって・・・)
私としても
「ランキングの技術」には、それほど関心はなくて、
それより「人と人とが出会いやすくする技術」って方が
関心がありますねー。
ランキングなんて、
一部の人しか関係ない話ですし・・・
・カテゴリの件
技術仕様うんぬんとかが問題じゃないんです。
たとえ時間がかかるのが仕方なかったとしても、
その間、一切放置で良いのかって、
「リアルの顧客相手」で考えれば分かると思うんですよ。
そういう話なんです。
公開の事も
「公開しないなんて不誠実」って事もありますけど、
それ以上に
「もし、ホントに私が催促したタイミングで
対応が決まったのなら、
同じタイミングで公表もするでしょう」って
思ったから、な訳でして。
そうならないって事は、
「もっと早くに決まっていて、でも放置していただけ」
って私は解釈していますよ。
まぁもう、私の中では結論付いてる事なんで、
良いんですけど・・・
結果的にそうなった事実があって、そこは、如何に言い訳をしても、駄目なことは承知しております。_o_
>それより「人と人とが出会いやすくする技術」って方が
>関心がありますねー。
これ僕の長年のテーマでもあります。:)
ブログ人はこの件について、
今でも「公表」はしていません。
ブログ人が私に「回答」したのが前年の11月、
このkwmrさんのコメントが1月、
そして、今このコメントを書いているのが5月です。
その事は、追記しておこうと思います。