2005年01月10日

ニート論議に思う事

昨今の「負け犬ブーム」って
新手の少子化対策ではないかって気がする今日この頃、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
どうも、めたかです。


この文章は、前日に書いた
政治学生の拡声器とマスメディアについて
の続きとなる文章です。
(なんで、自分TB打ちました、)


昨年の年末頃に、
ブログ界ではニートに関する議論が盛んに行われましたね。
元々は、
切込隊長のこのエントリが発信源となって、のようですが、
自分も考える事は、ない訳じゃなかったんですけど、
どうも乗り切れないモノを感じていました。

と言いますか・・・

元々、ニートに関する議論ってのは、
あちこちで断続的にはされてきていたもの、だったんですね。
自分も関連した事書いた事ありますし。
それで、
圏外からひとことさん経由で
Freezing Pointさんもずっと読んでいて、
色々と考える事、あるんですけど・・・

ニートって事についての私の率直な感想としては、
万来堂日記さんトコのコメント欄にも書いたんですが、
「全く他人事とは思えないなぁ」って事なんです。
そういう部分もあるので、
多くの人が喜々として(って感じた、私は)
この問題を論じてる事に、
なんか痛みみたいなのを感じた訳で、
それが「乗り切れない」って感じていた原因だったりします。

教育問題の議論でも私がずっと言い続けた事でもあるんですが
結局のところ、自分には関係ない、無責任な立場で
適当に思いつきで議論してるだけって人が、
ちょっと多くて、それがスゴくヤだなぁって。
同じ事を、ニート議論にだって、感じる訳ですねー。
もっとも、
今回のニート議論には当事者の人も参加していて、
そういう人たちの文章は、深く考えさせられたんですが・・・


###
続き物だって言ってる
政治学生の拡声器とマスメディアについて」の論旨は
「言葉を発する向こう側に、
 ちゃんと『人間』が見えていますか?」
って事でした。
だから、
ニート議論の発火点となった切込隊長が、
実際にニートの人からのTBを受けて
こういうエントリを書くというのは、
なんだかんだでこの人、ちゃんと分かってるんだなぁ
って思った訳で。
引き合いに出して悪いんですが、
この隊長の態度に突っ込んだ
R30::マーケティング社会時評さんは全然分かってないって
そう私は思ったなぁ。
というのは、
別にリバタリアニストだとかそういう事じゃなく、
ちゃんとその先の人間に向き合うかどうか、って問題でしょ、
ニートの事を話している時に、
そこに居るニートの人に無関係って方が不自然な訳で。
(だから、
 「リバタリアニスト」だか「リベラリズム」だか、
 「ウヨ」だか「サヨ」だかの枠組みに思考が囚われてるから
 そーなるんですよーっ!)

(というか、
 別の所で言い訳で書いてる
 「切込隊長的ロジックを詰めるとこうなるはず」って何?
 隊長も大変だなぁ、勝手にこんな事言われるんだもん、
 私だったら責任とれないわー。)


###
ただ、
ニートってこんだけ人数が居るのでしたら、
身近に居てもおかしくは、ないですよね?
だから、
ニートの問題を考えるんでしたら、
そういう「身近にいるかもしれないニートの人」と
どう向き合って行くかって事も、
考えていった方が良いと思う。
というか、
そちらを考える方が、
より具体的には意味あると私は思うんですけど。

私?
私だったら、
その人と、どういう関係かにもよりますけど、
ニートって事はとりあえず置いておいて、
普通に付き合うと思います。
ニートというのは、あくまでその人の属性の1つにすぎなくて
だから、
他の部分で、例えば趣味が同じとか、
そういう部分で付き合うでしょうって。
いや、
家族とか特別な人何人かを除けば、
大抵の人はそうやって付き合ってる訳ですよね、普通。
そして、
自分がそうだったらと想像しながら考えると、
そう付き合う事は、ニートの人にも意味はあると思う。
何らかの形で「社会と繋がっている」って事が、
そういう人には大事だと思いますから、
自分がその1つのチャンネルだったら良いのでは、と。
とりあえず、
そういう事は考えるのですが・・・


2/24追記
コレ、「[ゴーログ]ニートな若者には佐野元春を聴かせよう!」にトラックバックします。
ちゃんと新しい記事を書こうとは思ったんですが、
その時間がありませんでしたので・・・
思うのは、
「ニートに元春を聴かせよう」というのは、
どこぞの大臣(武部だっけ?)の
「ニートは自衛隊に入れろ」と本質的に同じじゃないかって。
確かに、それで「抜け出すきっかけ」にする人は居るでしょう、
でも「万能な処方箋」な訳ないし。
ニートと一括りにされますけど、
実際にはそれぞれに「苦悩の理由」というのは異なる訳で、
そうやって勝手に一括りにしてコレをやれば良い、
みたいな態度こそが暴力的だって感じます。
そうではなく
ニートな人個人にどう向き合うか、こそが重要、というのが
この文章の趣旨です。


posted by めたか at 01:48| Comment(4) | TrackBack(2) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕はとりあえず隊長さんのところでTBのあったブログをRSSリーダーで読んでます。
で時々コメントしてます。そんな感じでニートの人とかかわってます。
めたかさんはどうですか?
Posted by ひろ at 2005年01月10日 02:13
コメントありがとうございます。

んーと・・・
私としては、隊長トコにTBした人と関わるってのは、
ちょっと違うかなって思ってます。
というのは、隊長トコにTBした人って、
隊長のファンって事な訳で、
そこに私がしゃしゃり出るのは違うかなって・・・
(私って、隊長とは距離置いてる人ですし。
 喧嘩売った事もありますからね・・・)
だから、
ニートだからどうこうって事ではなくて、
そういう事と関係なく普通に付き合うってのが、
相手にとっても大事なんじゃないかなってのが、
私の考えなんですけど・・・
Posted by めたか at 2005年01月11日 22:19
めたかさん、はじめまして。
Freezing Pointさんを少しだけ読みました。ニートのなれの果てと医療に関する引用を読んで切実感を覚えました。
文章を書いていると、ことばが宙を舞うように感じることがあります。きっと、自分に帰ってくるんでしょう。よそでのニート論議を読むと、いったい誰に向かって書いているのか疑問に思います。
といいつつ、私も論じてしまいそうです。めたかさんのように抑制のきいた文を書きたいのだけど、無理だろうな。
Posted by quimito at 2005年01月15日 13:06
コメントありがとうございます。

いえ、
私自身も結構、自信ないんですよねー。
私も「ことばが宙を舞うように感じること」あります。
その辺、地に足付いた事を書いていけるよう
意識してるんですけどねー。
ちゃんと出来てるんだろうか?
(まぁ、お互い、頑張りましょうねー。)

Freezing Pointさんは、
やっぱり、本人にとって切実な問題だからでしょう、
相当勉強されているようで、
ちょっと、私には「難しい」部分、あります。
ただ、
今の「課題共有のキャンペーン」については、
建設的な議論が始まりそうな予感がありますので、
頑張って付いていきたいなって思っていますけど。
Posted by めたか at 2005年01月16日 22:23
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