2005年02月08日

[at]自分を変えられる人だけが、この世界を変えられるんです

今の頭の中の「8割」が花粉症、めたかです。
いやでも、
ちょっと花粉、収まってない?
それとも「前時代的花粉症対策」が功を奏している?
どうなんだろう?


本題に行きましょう。

これは、
金八先生第11話」において、
訪ねてきた第6シリーズの生徒・鶴本直に対しての
特別授業を元にしたものです。
この授業が本当に素晴らしいものでしたので、
ちょっと独立に記事にして、
ついでに言いたい事を言おうかなって考えです。
その回の金八先生については、
リンク先をご参照下さい。
(また、こちらのHPも参考になると思います。
 戸籍法や性同一性障害についての訂正もあります。)

###
まず、授業の場面と、その内容について描写します。

訪ねてきた鶴本直を3Bの教室に迎えた金八先生、
直から「明後日から男性ホルモンの投与が始まる」
と聞かされる。
「おめでとう」と言う金八に対する反応から、
直の不安な気持ちを感じ取った金八さんは、
直に特別の授業を開始します。

出席を、昔の3Bの生徒の名も読み上げながら、
鶴本直の所まで、順に上げていきます。
(これがね、なかなか良かったと思う。
 昔の生徒時代の気持ちに帰る、という意味で。)

で、ここからは金八節、ノンストップです。

3年前、私はこの教室で、
男女共同参画社会をテーマにして授業をやりました。
覚えていますか。
あの時私は、君にこう言いました。
君はここから一人、厳しい道を歩く事になる。
18歳になればホルモンの投与
(中略)
大変辛い手術が続くと思いますが、
でも、あなたが青年になっている頃には、
きっとこの国も、戸籍の訂正が認められる
優しい優しい国になっている。

あれから3年、世の中は大ーきく動きました。
昨年7月、戸籍法は改正され、
この国は君たちに1つ優しい国になりました。
では、何故、戸籍法は改正されたのか?
それは、直の前に、直と同じ苦しみを持つ人たちが
この世の中を変えたのです。
では、それで、この国は本当に人に優しい国になったのか?
違う、違うな。うん。
新聞を開けば、あるいはテレビを付ければ、
無力な子供たちに対する大人の虐待、
あるいは家を無くした少年少女が夜の街を彷徨い歩き、
薬物に身を染めています。
心を壊した青年は少女を誘拐し平然と殺害する、
そんな事件が相次いでいます。
それを見て「この国はもうダメだ、絶望だ、滅びるしかない」
そう嘆く人は居ます。
でも、彼らもまた、違う。違うな。
自分を変えようともせず、自分の不幸を人のせいにする
愚か者たちです。
直、君が行って、彼らに教えてあげなさい!
自分の苦しみを苦しみ抜こう!
自分の悲しみを悲しみ抜こう!
それでやっと、本当の自分になれるんだ。
直、
自分を変えられる人だけが、この世界を変えられるんです。

はい、直、出てきなさい。
出てきなさい。
はい、直は直になる為に、生まれてきたんです。
直の意味を考えましょう。
黒板にあなたの名を書いて下さい。
はい、あなたの名を、大きく書いて下さい。

はい、どうもありがとう。
はい、席に戻って下さい。
直には直と言う意味があります。
さぁ、直の意味を考えましょう。
はい、まず、この字、
読みは「なおす」あるいは「ただす」
熟語を、考えていきましょう。
まずは「正直」そして「素直」「率直」
別の意味では、はいまだありますね「直線」あるいは「直進」
では、次に、この字そのものを読み解いていきましょう。
この字はね、
目の前を壁に塞がれながら、凛々しく眉を上げ、
目を大きく見開いて、
本当の事、正しい事を見つめようとするその目の表情が、
この字になったんです。
他人が間違っていれば、それをただす。
自分がもし間違っていたら、自分をなおす。
正直で、素直で、率直な人の目の形が、
この字になったのです。
どうか、あなたは、この字のような人になって下さい。
私は、鶴本直が、好きでした。
今も、大好きです。
辛い事が、あるかもしれませんが、
あなたはずっと、鶴本直で居て下さい。

では、授業を終わります。
###

直の不安な気持ちを良く汲み取った
本当に良い授業だったなって思います。
(まぁ、もっとスゴい授業がこの後の回にあったんですが。)

後半の「直」という漢字の意味の部分は、
金八先生シリーズではお得意の「漢字の意味」を
説教に使うって奴ですね。
一番有名(というかソレしか覚えてないけど)なのが
「人という字はヒトとヒトとが両方から支え合ってる
 形を表している」
というもの。
これは、ご存知な方も多いと思います。

それより!
前半の
「自分を変えられる人だけが、この世界を変えられる」
ってのがねぇ、
もう、金八史に残る、名言なのではないか、と。
(その後の回でも、何度も出てきますしねー。
 この授業、直しか受けてないのにぃ(苦笑)
 車掌や伸太郎、
 しゅうの母親にまで「自分を変えましょう」って・・・)

ね、
この言葉、ホント、世界中の人たちに届けたいよ!
ってくらいです。

でもね、
こういう言葉を、都合良く、誰かに勝手に当てはめて、
説教に使う、というか、
誰かに「言う事を聞かせる」ために使うのって、
やっぱり、違いますよねー。
金八さんも、この後
「他人に言うだけじゃなく、自分も『自分を変えないと』」
って言って、
乙女ちゃんの彼氏を家に迎えた訳ですし(笑)

というか・・・

私が「他人に何か言うだけ」って言論が嫌いなのは、
そういう事なんですよねー。
なんちゅうか、
「それで、自分はどうするのか?」
って事が見えない言論って、
面白くないなぁって思っていますので。
大事なのは、「自分を変える事」でしょうって。

他人に対してどうこう言って
「他人を変えよう」とするよりも、
「自分を変える」って方が、早いと思いますし。
(というか、「自分で」できるのは、そっちでしょ?)

だから、
私自身も、このブログでは
「自分自身はどうするのか?」という事には
ちゃんと向き合った言葉を、出して行こうと思っています。


でもねぇ・・・
言葉って、(言葉に限らないのかもしれないけど)
自分に返ってくるものだと思うけどなぁ。
誰かに向けた言葉って
「自分はどうなんだ?」って返ってくる、
自分がタマタマできている事を他人に強要したとすれば、
その「事項」が返ってきても大丈夫かもしれないけど、
他の「自分ができない事」が、代わりに、
「タマタマそれができてる人」から
自分に向けられるかもしれない。
そういう形で「自分に戻ってくる」んだと、思うんです。

だからこそ
「自分を変える」ってのが、
「自分はどうするのか?」ってのが
大切な事だと、私、思うんですけども・・・
posted by めたか at 00:34| Comment(4) | TrackBack(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その回のその場面、私も非常に感動して、自分のblogで紹介したのですが、めたかさんのとこにすごく詳しく書いてあったのでリンク貼らせていただきました。

なんていうか今回の金八先生って先生が指示するというよりは生徒一人一人に考えて行動させる場面が多くて、金八も変わっているんだなぁ。
Posted by あげ@新しい夜明け at 2005年02月12日 21:21
ご紹介、どうもありがとうございます。
そうですね、
今回の金八さんって、確かに生徒の自主性を
重んじている部分が大きいですよねー。
私は、その方が良いって思っています。
Posted by めたか at 2005年02月13日 09:52
大喜利甲子園の良いところは、それがきっかけで、こういうエントリーに出会えることです。
私の娘は難病で、普通に学校生活を送る事が出来ません。
学校生活の不満を訴える彼女に「どんどん不満を先生に言いなさい。それがこの学校や担任が今後難病の子を受け持った時にきっと役に立つんだから。君が難病になった事には必ず意味があるんだよ」
などと話していますが、そのじつ、一番学校から逃げているのは私だったりします。
このエントリーを読んで、学校ともう少し積極的に向き合おうと思いました。
言葉は必ず自分に返ってきます。
ホントそうです。
Posted by risa-ferunandesu at 2005年02月13日 15:20
貴重なお話、どうもありがとうございます。
そうですね、
私も、プライベートで、
もっとちゃんと向き合わないとイケナイ問題とか、
色々と抱えていたり、します。
だから、このブログで偉そうに色々と書いていたりする事、
全部、自分に言い聞かせていかなきゃイケナイ事ですよね。
最後に、ご病気の事とか、大変な事だと思いますが、
少しでも良い方向に向きます様、
陰ながら祈っています。
Posted by めたか at 2005年02月13日 23:09
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