昨日は投稿を諦めました。
(だって自分のブログが見れないんだもん。
ブラウザの調子もおかしいし・・・)
最近ツボなのが
「ガ島通信さんは最近切れ味を失った」
みたいな感じのフレーズ。
『究極超人あ〜る』というマンガで、
突然出現した「妹」に「お兄さま、あなたは堕落しました」
と言われたシーンを思い出しましたよ。
いやはや、大変ですねぇ、有名人は(苦笑)
真面目に書くと、
ガ島通信さんに期待するのは勝手ですけど、
自分の勝手な「期待」を相手に投影して、
そこからズレたら「ダメになった」みたいに言うのって、
何だかなぁって思う。
多分、こういう人って「他人任せ」なんだろうね、
「自分が」頑張ろう、じゃなくて
誰かが「やってくれる」みたいに思ってるから、
その「誰か」が期待から外れてしまうと、
こういう反応をしちゃうのかなぁ。
まず「自分がどうするか?」って考える人なら、
こんなふうには言えないって思うんですけども・・・
(いや、個々に記事に「それ違うんじゃない」ってのは
自然な反応だと思いますけどね。)
###
さて、こういう話を枕に、ゴーログにトラックバックネタ
いくんですが・・・
・[ゴーログ]立花隆先生は一体どうしてしまったんでしょう?
あと、カトラー氏も「立花隆はどうしてしまったのか」
という記事を書いていますけど、
申し訳ないけど、なんだかなぁって思った。
だって、「どうしてしまった?」も何も、
元々立花氏って、結構トンチンカンな事を
いっぱい書いてる人ですよ。
私が理系だってのも大きいのかもしれませんけどね。
立花隆氏って、科学ジャーナリストとしても名高いですが、
理系の私から見ると「おかしいぞ」って事が
結構見受けられていたんですよ。
それで、
同じ事を思っていた人は結構居たらしくって、
何年か前に、立花氏のそんな「おかしな点」を指摘した
立花隆批判本が、いくつも出版されたんですよね。
その中で、決定版だと言われているのがこの本。
『立花隆先生、かなりヘンですよ』
結構、話題になったと思うんですが、
ご存知ない方もたくさんおられるんですね。
上記の本は、比較的読み易いし、とても面白いので、
一読をオススメします。
こういう本を読んでいれば、
立花氏に、過剰な期待を抱いてないと思うんですよね。
「また、おかしな事を書いていたんだ」
くらいのもので。
だいたい、立花隆氏って、膨大な量の本や文献を読んで、
膨大な量の仕事をこなしているそうなので、
なんで「エラー」も膨大な人って言えるみたいですよ。
そういう認識を持っていれば、
「立花隆というブランド」に惑わされずに、
良い事を言ってる時は良い、おかしい時はおかしいって、
1つ1つ判断できるし、そうしていかないといけないでしょ。
で、
本当なら、誰に対しても、そうでないとイケナイと
思うんです。
でも、実際には「誰それが言っているから」みたいな判断で
済ましてしまう人が、多いんでしょうねー。
なんか、その辺りがスゴく「他人任せ」な気がするんです。
立花隆氏が、「知の巨人」として持てはやされたのは、
様々な事を「自分で」ちゃんと考えずに
こういう人に全て「任せてしまう」という人たちから、
ではないのかな。
特に理系関係って、「なんか難しい」って思ってる人
多そうだし・・・
だからこそ、理系関係の話題を手広く扱ってくれる氏を
(その仕事ぶりをちゃんと検証する事なく)
「知の巨人」に祭り上げてしまったのではないでしょうか。
そのあげくに、梯子を外すように
「最近の氏はどうしてしまったのか?」
みたいに言ってる状況に、私には思えるんですよねー。
大切なのは、
「誰か」を英雄に祭り上げる事ではなく、
「自分が」どう考えるか、どうするか、だと私は思います。
###
だいたい「ガ島通信」さんって、
「切れ味」で勝負してる人だったっけ?
って事も思うんですよ。
いや、「切れ味鋭いジャーナリスティックな分析」も
もちろんありましたけど、
それは彼は、「プロのジャーナリスト」だったんですから。
彼の最大の特異性は
新聞記者として、様々な「新聞の問題」に
他人事としてではなく、あくまで「当事者」として引き受けて
論じていた事だったと私は思っています。
(だからこそ「新聞の最後の良心」なんて
賞賛されていたのでは?)
そう、
「誰か」がどうするって問題ではなく、
あくまで「自分が」どうするかって事に立脚していた事、
そこから逃げなかった事こそが、
「ガ島通信」
だって。
その読者の人が、
「最近切れ味悪いよ」みたいな事を言うなんて、
今までガ等通信の何を読んできたんだ? って事も
思うんです・・・
ああ、私の一番嫌いなタイプ・・・
だから周りと摩擦が絶えないんですよねえ、私は・・
あ、つい愚痴ってしまいました^^;。
でも、結構いっぱい居ますよね。
特に、メディア論を論じているといっぱい釣れますよ。
まぁ見ていて下さい(笑)