「金正男」って
どうしても「キム・まさお」って読んじゃいますよねー!
めたかです。
とりあえず、
団藤氏の「対応」についての「感想」は、
機会を改めて書きます。
(一言で言うと「あちゃー」ですが)
それよりは、
この話題についての「自分自身の考え」というのを
ちゃんと書いておこうって思いまして・・・
で、
丁寧なレスを返して下さった
R30::マーケティング社会時評さんの文章を下敷きにして、
自分の考えを書いていこうかなって。
(団藤氏の部分は置いておいて、私に対しての部分で。)
>切込氏や湯川氏、そして僕が可能性について議論している
>「ジャーナリズム」が想定する対象は、
>企業、政治といった
>「当事者たちがそもそも外野から
> あーだこーだ論評されたくないと思っている、
> 論評されること自体が彼らの食い扶持にとって
> 時に死活問題になる」といった領域なんだと思う。
>その意味で、人口に膾炙してナンボ、チョーさんでも
>ナベツネでも何でも良いから話題振りまいてナンボ、
>のスポーツとはちょっとワケが違うよ、と言いたかったのだ。
なるほど、すごーく良く分かります。
でも、
落ち着いて考えてみると、「そうかな?」って思うんですよ。
と言いますのは。
「企業、政治」とかの活動についても、
多くの人に知ってもらいたい事、話題にしてもらいたい事って、
いっぱいあると思うんですよ。
政治なら、知名度を上げるために
話題を振りまきたい政治家も居そうですし、
(政治家にとって知名度って大きいし、ね。)
野党側、また逆に与党側でも、
「争点にしたい事」とかってあると思いますしね。
もちろん、
「話題にしてもらいたくない」って内容も、
いっぱいあるでしょうけど・・・
企業活動にしたって、
広く知られたいこと、アピールしたいもの、
あるでしょう。
だからこそ、宣伝費にお金をかけている訳で・・・
スポーツの方にだって、
「知られたくない事」とか「触れられたくない事」とか、
あると思いますよ。
裏金の事なんて、その最たるモノでしょう。
そう考えると、
別に、スポーツを特別扱いする理由は、
やっぱり薄れてきてしまうんですよ。
なんで、
> 論評されること自体が彼らの食い扶持にとって
> 時に死活問題になる」といった領域
って、言うとスゴそうに思えますけど、
そういうのって、「領域」じゃぁないって思うんです。
その「領域」においても、
「知らせたいモノ」ってのは存在するだろうし、
なんで、「領域」じゃなく、
あくまで「内容の問題」じゃないかって思う訳で。
あと、
「ネットジャーナリズムの産業化」って事を議論していた事は、
ちゃんと認識していますし、
それはそれで、ちゃんと意味は認めているんです。
ただ「それだけじゃぁ、ないでしょ」って事を、言いたいだけで。
全てが「それだけで食って行ける」まで
いかなくても良いと思うんですよ。
だから
「産業にはなっていなくても、
機能としては近い所まで行っているモノ」について、
考察する意味合いはあるんじゃないかって話でして。
それで、
「
報酬ってお金以外にもあるんじゃないか」
って書いた訳で。
というか、
そうじゃなかったら、ネットのここまでの隆盛は
なかったでしょう。
色んな人が「ボランティアで」面白い情報を流していたからこそ、
ネットがこれだけ栄えてきた訳で。
例えば、
今でこそ、公式の情報がネットで流されるようになりましたけど、
少し前までは、
ちょっとマイナーなバンドやタレントさんの情報とかって
良く分からなかった訳ですよ。
でも、
熱心なファンが調べてネットで流していたってサイトが
いっぱいあった訳ですよ。
そういう人たちが、別に何かの「経済的な報酬」を受けていた訳じゃなくて、
「好きなバンドに役に立つ」って事が
その人たちにとっての「報酬」だった訳でしょう。
そんなの、ジャーナリズムでもなんでもないって?
そうかもしれません。
でも、
「求められている情報」があって、
それを提供する人が居るのなら、
そこに「メディア」は成立するかなって思うんです。
で、
あざらしサラダさんからもこの件で
TB頂いていまして。
うん、そうですね・・・
えっと、
私が「ネットジャーナリズム」って事でイメージするのは。
例えばCCCDについて、
音楽系のメディアは殆ど報道しなかったし、
メディアはあまり積極的に報道していなかった
(していたとしてもレーベルの主張を鵜呑みにしていた)
ってのがあって、
あまり知られていなかった、んですよねー。
なんで、
この件はネットを中心に広まったって部分がありまして・・・
(私もネットで知った)
で、
この件については、別に一次情報が出てなかった訳じゃなくて、
だから、
私が記事を書こうって時には、
ネットで調べると情報は簡単に手に入ったんですよね。
まぁ、その時点では既に、
情報をまとめてくれているサイトがあったりしたんですが。
でも、
そういう「情報」を広く知らせる事において、
従来のメディアは機能していなかった。
それを、ネットが多少なりとも補完したって部分は
あったと思う訳で。
その当たりの事、既に議論していた人は、
居たと思うんですけども。
「一次情報を出す取材ジャーナリズム」
と
「論評するジャーナリズム」
ってのを区別して論じる、みたいな。
(言葉は違ったかも。あまりちゃんと覚えてないです・・・)
で、
ここで「隊長が木村剛氏に絡んでる件」に触れようと思ったんですが、
今しがた上がってきた隊長の記事が
「おいおい、大丈夫かいな」って内容だったんで、
スルーさせて頂く事にします。
(別に、こういう事を、一般人に、
「やりましょう」とか言ってる訳じゃぁなくて、ですねぇ・・・
まぁ、信じた道をお行き下さい。)
話を戻しますと、
そういう「論評」って事とか、広めるって事とかなら、
別に「リスク」とか考えなくても良いんじゃないかって。
CCCDの事を「ふざけるな」とか言うのって、
別に「リスクある事」かなぁ。
内容証明郵便が届けられるのかなって。
そうじゃぁ、ないでしょって話で・・・
えっと、
「一次情報を出す」とか
「隠されていた意味を暴く」みたいな事については、
考察したい事も、ない訳じゃないんですけども。
でも、とりあえず
「ネットでのジャーナリズムって
そんな大層なものでもないんでは?」
って話を思っていた事の
重要な部分については、こんなトコかなぁって。
(なんか、かたり忘れてる気もしないでもないですが・・・)