2007年04月06日

「人に教える事」は最大の勉強である

オリエンタルラジオがやってる番組で
確か、こういうのがあった。
あっちゃんが視聴者の家庭教師となって
試験の得点アップにチャレンジするって企画。
それで
あっちゃんがとった教育法ってのが
「分かったらオレに教えて」って方法。

まず、あっちゃんがその子に説明して、
「分かった」ってなったら
今度は役割を交代して
その子が「先生役」になってあっちゃんに説明する
という事をやってたんですね。

つまり
教える事が出来るようになったなら
それは、完全に理解できたって事だから。
そういう考えだと思うんですね。
まぁ
分かってる人に教えるのと、分かってない人に教えるのとでは
全然違うんで
あっちゃんの方法は完全ではないんですけども。


人に教える事を嫌がる人って居る。
なんか、損しちゃうって思うのかなぁ。
でも
人に教える事って、一番勉強になる事なんですよね。
そう言う意味でも、逆にもったいない事をしてるって思う。

そこで、こういうエピソードを。

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ラベル:教育
posted by めたか at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育・学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

いじめを許す社会の「加害者」として

今日は体力があるのでいじめについて書きます。


前回の記事以降、いじめについて
色々な所が色々な取り上げ方をしていましたね。
そのいくつかを、私も観ました。

その中で、最も心を衝かれたのは
次のものでした。

それは、昔いじめ自殺で我が子を失った母親の方が
いじめで苦しむ子供たちに向けた手紙でした。

その内容は・・続きを読む
ラベル:いじめ
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2006年11月09日

命をかけないと聞いてもらえない状況をなんとかするのが先決じゃないのか?

教育関係でもう1つ話題になっている
未履修問題の方では
「学校の責任」を追求する風潮には全く賛同できないんですが。
(生徒の「ニーズ」に合わせた結果でしょ、それ。
 なのに被害者面するなよって思う。)

でも、いじめの事については
やっぱり学校の責任は大きいんだと思いますよ。

で、この話。
人権を失ったまま生き続けても、そんな命に意味はない。
命について

結城さんには申し訳ないけど
後者のエントリについては
「自殺に悩む」少年少女達には全く届かない言葉だと思う。

まず。
先にこれを言っておかないとイケナイんでしょうね。
「イジメ」に関して言うなら
自分たちの頃の「イジメ」を基準にして考えちゃイケナイと思う。
私もいじめられた経験はあるし
それなりに辛かったんですけども
今の「イジメ」の話を聞くと
自分の頃の「イジメ」とは比較にならないくらい
陰湿で逃げ場の無いものになってしまってると思う。
そういう「イジメ」に対して
自分たちの頃の「イジメ」の経験から
軽いものとして語ったとしても
それは今のイジメの実態とはかけ離れているし
その渦中に居る子達に届くモノでは全くない
その事は、理解した方が良いと思うんです。

てな事を
10年くらい前に思って、色々と語ったりもしたけど
今の「イジメ」の話って
その「10年前」の話よりもさらに酷くなっていますね。
なので
今、成人くらいの大人になりたてくらいの人でも
「自分の頃のイジメ」を基準にしても
上に書いた事と同じ事が言えるんだと思う。

だから
それよりも年齢が上の人については
なおさら、「自分基準」で語ってはイケナイんだと思う。

自分たちの想像する程度では比較にならないくらい
今の「イジメられっ子」達は
追いつめられているんだって事は
「議論」の出発点にしないとイケナイじゃないでしょうか。
(そういう意味で
 前者のessaさんのエントリは、出発点が正しいと思う。
 結論うんぬんは、私は良く分からないけど。)


それと。
これは今までにも色んな人が指摘し続けている事ですが
マスコミの報道の仕方が悪いんですよね。

マスコミのイジメ報道の仕方を
「追いつめられている」イジメられっ子が観ると

「自殺をすれば(自分の)イジメの事を
 社会問題として取り上げてもらえる」

そういうメッセージを発しているように
受け取ってしまう。
これは、自殺を誘発する事になってしまうでしょう。
(だから
 「イジメ自殺」は連鎖反応を産むんです。
 それ以外でも「深刻なイジメ」はあるハズなんですけどね。)

どのような報道の仕方が良いのかは
私もすぐに答えが出せないですけど
少なくとも「今の報道」については
イジメられっ子に、そういうメッセージを与える
そういう結果になってしまっている

その事も、出発点にすべきなんだと思う。


ならば、どうすれば良いのか?

・・続きを読む
ラベル:教育
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2006年08月25日

気がつけば数学ブーム?

ここ半年ほど、ずっと忙しくて
あまり世の中を見てなかったため
気がつかなかったんですけども・・・

なんか、今、数学がブームっぽくなっていません?

それ以前に「脳ブーム」ってのがあって
特に「脳を鍛える」ってのがブームになっていて
そういうゲームなんかも出ていて

その流れと

「論理的に考える」とかなんとか
いわゆる「スキルアップ」系の流行の流れが合わさって

「だったら一番良いのが数学じゃない?」
みたいになっているのかなぁって・・・

でね、
だったらさぁ、私、いくらでもネタあるよって。

今まで書いてきたヤツも
名作ぞろいだと思うんですよね、数学については。
ホームページに書いてる事も
ブログに書いた、方程式の話とか無限の話とか。
(無限はまだ途中ですね・・・スミマセン)

なんで
流行に乗って「数学に興味が・・・」なんて人は
私の昔書いた文章を、是非読んで頂ければ
って思います。
文字式抽象化の話なんて
 数学の本質を衝いてると思いますよ。)

って事で
「ブームなんだったら、また数学の事を
 書いてみようかな」
なんて気になってる私でした。
次に書くのは、負の数(マイナス)について、
か、
関数・グラフについて、かな。
図形については、取り立ててオリジナルな解説って
なかったりするし・・・
ラベル:学問 流行
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2006年07月12日

ドラッカーの著書こそ文庫本化して欲しい!

ドラッカーの本
ちょこちょこ読んでたりするんですが
(そんなには読んでませんけど)
それらは確かに、みんな素晴らしいんですよね。

でも
こんなに有名で評価の高い人なのに
ドラッカーの文庫本って聞いた事ないなぁ
と思ったので
調べてみました。

アマゾンでドラッカーの著書を
値段の安い順に並べたんですが
文庫本として出てるのは
別の著者がドラッカーについて語ってるものだけで
肝心のドラッカーの著書は
1冊も文庫本では出ていませんでした。

きっと・・続きを読む
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2006年05月30日

英語を勉強する心構え、みたいなもの

英語学習ですが、
最近、iPodに英語関係のポッドキャストを
ダウンロードして入れて
移動の時に聞いていたりします。
音楽も普通に聞いていますけども。

英語について最近、
次のように考えようとしています。

英語も「言葉」なんだから
日本語と変わる事はない、特別じゃない、と。

例えば、ヒアリング。
私が最も苦手とするものですけども。

でも、
日本語でも、聞き取りにくい事って
割とあります、よね。
例えば
何を喋ってるのか良く分からない人とか。
早口だったり、ボソボソと良く聞き取りにくかったり
変な発音だったり
方言や訛りが入ってたりとかで
発音やイントネーションが変とかでも
聞き取りにくかったりも、しますよね。
「人」単位じゃなくても
聞き間違いとかも、普通にありがち。
だからこそ
「言いまつがい」の「聞きまつがい編」が
あったりする訳で。
会話の中でも
聞き取れなくて聞き返したり
聞きまつがいから勘違いしたりとかは
まま、ある事でしょう。

ならば
英語でも、聞き取れなかったり
聞き間違えて勘違いって事について
神経質にならなくても良いだろう
(もちろん
 少しでも「精度」は上げていかないと
 いけないですけど、ね。)
・・・そんなふうに考えようとしています。


ヒアリング以外でも
同じように考えているんです。
例えば・続きを読む
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2006年05月25日

英語学習シリーズ始めます

今日からこのブログは
私の英語学習ブログに生まれ変わります。

って嘘ですけど(苦笑)
これまで通りのネタについても
更新はしていきますが
(ネタは結構溜まっていて、
 でも、どれも難しい事項で
 なかなか書けないんですよね・・・)

私の個人的な今年度の目標が
英語なんですよ。
なので
その学習の方法なんかを公表して
フィードバックを貰うってやると
英語を勉強するモチベーションにもなるし
自分の役にも立つだろう、
で、
新たに英語学習ブログを立ち上げるより
ある程度のアクセスのあるココでやる方が
効果があるかなって思いまして。

ただ
英語って、多分、私の一番苦手な事です。
なので
生物とか数学とかコンピュータとかについて
なら、ある程度ちゃんとした事を書く事は出来ますが
英語については、ちゃんとしてないと思います。
多分
英語については
自分自身、未だ「効果的な学習法」というのを
見つけられていない状態なんだと思います。
それを模索している状況を
未完成のまま、出してしまおう

そういう狙いのものです。
なので
そういうものとしてご覧頂ければ。
もちろん
アドバイスとか異論などは大歓迎です。
よろしくお願いします。
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2006年01月29日

また書評、書いていきます

アマゾンの不具合も直ったようですので
これから書評をいっぱい書いてく予定です。

また
年の初めに「文を簡潔にする」宣言をしたので
書評でも同じ挑戦をします。
書評は書きたい内容が多いので
良い練習になりそうです。
(また、最近短く書けてないし。)

今、読んでいるのは
甲子園への遺言』という本。
おりがみさんの記事を読んで読みたい
と思っていた本でした。
まだ私は読んでる途中ですので、
どういう本かは、おりがみさんの記事を。
きっと、読みたいと思う事でしょう。

え? こんなんで「短い」のは反則?

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2005年10月31日

学校教育で学ぶ「文章の読み方」

(この記事の概要)
・小説の読解は
 「文章の映像化」が基本になる
・説明文の読解は
 「語の意味→対応→関係→構造→文意」
 という段階で捉えていく
・学校の国語の教育でも
 一応「システマティック」な教育は
 意図されていた、と思われる


###
周回遅れで反応するのが
個性になりつつある、めたかです。
どうもこんにちは。
スポーツ館の方も、結構、更新していますので
よろしくです。


で。
今日は、話題になっていた
次の記事に、
2週遅れでくらい反応です(苦笑)
他人の文章を読むということ

この記事で
従来の学校の国語教育ってのが
「読解力養成」には疑問だって話があったので。

私は一応、意味があるって思っているので
それについて、説明してみたいと思います。


###
家庭教師をしていた時
生徒さんに、すごく国語が苦手だった子が居ました。
他の成績は、割と良かったのですが、
ホント、国語だけが際だって悪い
平均点どころか50点も取れないくらい・・・
でしたので
始めの予定には無かったんですが
国語の勉強も診る事になりました。

それで
国語の教え方って、どうすれば良いかってのを
すごく研究したんですよ。
色々な学習参考書、問題集なんかを分析したりして。
それで
多分、こういう事を「訓練」していけば良いかな
ってのが掴めたので、
それを教えていきました。
(それで、半年ほどで、他の教科と釣り合うくらいの
 点数を取れるようになりました、ので・・・
 まぁ、成果は出した訳ですよ、このノウハウで。)


###
まず、その子の国語力ってのを「分析」してみました。
その子の部屋って、
ずらっと漫画雑誌や漫画の単行本が本棚に並んでいて
要するに、「本」は殆ど読まないけど
漫画はすごく好きで良く読んでいる子でした。
また、テレビドラマなんかも、結構観ている。
でも、
小説とかは全然読まないので、全く文章が掴めない
・・・という事は
これは、「文章の映像化」ってのが出来ないんだな
って事が分かりました。
なので
まずは、徹底して「文章の映像化」ってのを鍛えました。

色々な、小説の文章を読ませて
文章で描写している事を、1つ1つ想像して
頭の中で映像化してごらん

そういう事を、徹底して要求したんです。
で、
それだけで「ちゃんとした映像化」ができる訳じゃない。
なので
「ポイント」を絞りました。

この場面、時間はいつか。朝? 昼? 夜?
場所は?
登場人物は? 何人居る?
みたいな事を、分かることを1つ1つ抜き出させる。
(要するに「5W1H」みたいなものかな。)
そして
一番大事なのは
「場面の切り替わり」がどこなのか?
をちゃんと見つけれるようにする事です。
文章の、どこから、
「パーン」とカメラが切り替わって次の場面になったか?
それを、常に意識するように要求しました。
そして
その「切り替わる手前」までの、ワンシーン、ワンシーンで
時間、場所、登場人物、などをつかんで
「映像化」をする・・・
そういう読み方を、意識させました。

こういう「意識付け」さえできれば
大抵の文章は、場面の切り替わりや色々な状況は
分かりやすく書いているハズなので
(それが分かりにくいモノは単なる悪文でしょう)
ちゃんと、頭の中で
「ドラマのように」映像化していけるんですよね。

「映像化」さえできれば
漫画やドラマを見慣れている子なら
「主人公の気持ち」なんかは、
掴めたりするもんなんですよねー。
なんで
「小説」については、この訓練だけで
かなり改善する事が、できました。
(ただ、設問を分析すると
 学校の教育でも、こういうふうにして映像化させよう
 という意図はあったと思われます。)


###
それで、問題は
「説明的な文章」の読み方なんですけども。
多分、
これが「一般的な読解力の訓練」において
参考になるノウハウじゃないかなって思います。
(なんで、ここからが本題ですね)


先の家庭教師の際に
「説明文」の問題において
出される設問のパターンというのを分析してみました。
そうすると
そこに「一連の流れ」ってのが、
あるのに気がつきました。


まず、
最初のレベル(「レイヤー」の方が正確ですが)では
・言葉の意味
というのを聞いていました。
この言葉は、どういう意味なのか?
という問題ですね。
漢字の読みとり・書きとりも、
このレベルの問題でしょう。

次のレベル(レイヤー)で
典型的な問題は「指示語」の問題です。
「あれ」とか「それ」が示しているのは何か?
という問題ですね。
「指示語」って普通、文中に当該の語句がありますので
それを探す、という問題で。
他にも、このレベル(レイヤー)の問題は
あるものの具体例はどこに書いてるか
のような問題ですね。
要するに
・対応を尋ねる
という問題です。

その次のレベル(レイヤー)は
・「関係」を聞く
という問題になります。
これとこれとは、対称的な関係になっている
同等の関係、反対の関係
なんかを掴むんですね。
「接続語を埋める/選ぶ」問題なんかも
このレベル(レイヤー)になる、と思います。

そうやって
「関係」を捉える事ができれば、
次は
・構造を捉える
という段階になります。
このレベル(レイヤー)は問題になっていない事も
多いんですが
「段落並べ替え」とか
そのもの、段落の構造を選択する問題
なんかも出題されていました。

こうやって、
言葉の意味が分かり
対応、関係を捉えて構造が分かれば
最後の段階で
・文章の意味
が分かるようになるって事です。
「作者の言いたい事」ってのも
同じ問題と言って良いでしょう。
これが最終的なゴールで
これを捉えられるってのが
「読解力がある」って事でしょうしね。


###
まぁ
実際の教育の現場で、
どこまで意識的に教育されてるかは分かりませんが
一応、このように
「システマティック」に読解力を鍛える
というふうに
学校の「説明文の読み方」ってのは
なっているようですよ。
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2005年09月27日

『女王の教室』を持ち上げる人に言いたい事(偽BlogPet)

なんか
『女王の教室』をやたらと持ち上げる人が
多いんですが
そんな人に対してひと言。

『女王の教室』を褒め称えるからには
子供にサンタクロースを信じさせるような愚行は
くれぐれもなさらないように

*このエントリは偽BlogPetの「めた助」が書きました。


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2005年08月27日

反抗的な男子には時として「殴る蹴る」も必要?

だいぶ体調も良くなってきためたかです。
これなら、明日も大丈夫だな。


さて。
駒大苫小牧の事件に関して
体罰論とすり替わるのは間違ってる
というのは、ホントにその通りだと思うんですけど
でも、
この件に関して
「体罰肯定」的な意見が山ほど出てくるのを見ると
やっぱり、言いたくなっちゃうんですよね・・・
(別館でも、そんな話になっちゃってるし。)

ただ、こういう話は、もう
「スポーツについての話」じゃないなって思うので
こちらに書きます。
で、1つ目は体罰論(苦笑)です。

というのはね、
やっぱり、「体罰は当然だ」みたいな論調が
多いんですよね。
それが行き過ぎると「戸塚ヨット肯定」とかに
なっちゃうんでしょうけども・・・

例えば、私の巡回先にあったこの記事。

高野連、マスコミ、父親、にモノ申す

この記事に、こんな事が書いているんです。
ハッキリ言ってやる。
口で注意して解からない反抗的な男子には
時として「殴る蹴る」も必要である。
キレイ事だけで教育が成り立つなら
誰が苦労するものか。

いや、でもねぇ。
素朴な疑問として思いますけど
それじゃぁ
「口で注意して解からない反抗的な女子」は
どうなんですか?
そんな女の子を教育するには
「殴る蹴る」は必要ないんですか?

女の子は殴る蹴るのは可哀想だから
何とか、別の手段で言い聞かせようと努力する
っていうなら
その努力は、男の子にだって、できるでしょう?
それをやらずに、単に「殴る蹴る」で済ますって
単に安易なだけじゃ、ないでしょうか。
(それとも「分からず屋の女子は放っておくしかない」
 というなら、男子も放っておけば良いでしょう。
 男子には特別にやらないとイケナイってなら
 それは、別の問題がありそうです・・・)


こういう「暴力肯定」の人に読んでもらいたいのが
次の記事です。
体罰は「一方的な暴力」
毎度おなじみ、ジユウノツバサの佐々木さんですが。
まず
「大前提として『体罰は悪』と認識すべき」
というのに賛成です。
「必要だ」とか言って肯定するのではなく
まず「悪い事なんだ」と認める事。
全てはそこから、始まるんだと思います。

その上で、どうしても体罰をするって時は
それでも体罰が必要だというのであれば、
暴力を振るう側は
「自分がどんな非難や処分を受けたとしても、
 この子に解って欲しい事なんだ」
という信念と覚悟を持つべきでしょう。
信念あってこそ
「安易な体罰」は行なわれないでしょうし、
体罰に対する十分な事後説明も
できるというものです。

という事だと思うんです。

佐々木さんの記事のコメント欄に私、書いてるんですが
金八先生で、体罰を振るった回があります。
第5シリーズだったんですが。
「命を粗末にしない」という「約束」を破った
生徒たちに、体罰を振るったんですが
その後、金八は辞表を提出したんです。
つまり
「首を覚悟で殴った」んですよ。
体罰って、それくらいの覚悟でなされるものじゃ
ないでしょうか。
(いや、そこまでの覚悟じゃなくても
 それに近い覚悟は欲しいモノだって思いました。)

あと、「さよなら、小津先生」という
田村正和がやってたドラマで1つ名言があったんです。
「体罰は、愛情じゃない、感情だ」
って。ホント、その通りだって思う。
まぁ
「感情をぶつける」事も良い場面はあるとは思う
だけど
基本的に、それは、独りよがりになりがちなモノで
だからこそ
「事前に、生徒との強い信頼関係が必要」
で、
「事後に、ちゃんとしたフォロー」が不可欠でしょう。


ちょっと重くなっちゃったので
もう少し軽めの、私の考えを追記部分に書きましょう。
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2005年08月03日

知価社会でキーになるのは「体系」である

めたかです。
最近、ホントに忙しいので
移動中
(歩きながら、電車で立ってる時)
ブログのネタを考えています。
書きたい内容は頭の中にいっぱいあるので
一から思いつくというより
「次はこんな事を書こうかな」
って感じなんですけども。

そういう事で考えた事なので、
今のブログでの話題とか流れとか
全く関係なく、
唐突にこんな事を書きます。


これからの社会は
「知価社会」って言われています。
簡単に言えば
「知が価値を持つ社会」って事だそうですね。
(震源地はこの本らしいですね)
だけど、
今の時代、知識とか情報なんて
たくさん溢れています。
逆に、情報が多すぎて困る
って言えるくらいの時代ですし・・・

そんな中で大事になるのは
何なんでしょう?

私は、こういう時代にキーとなるのは
「体系」じゃないかって思うんです。


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posted by めたか at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月06日

小出監督のスゴさ

シーサーのアクセス解析では
検索語の集計が出来ないみたいです。
どーも、めたかです。

週末は、スポーツ別館の方で
日本選手権についての更新のみをしていました。
興味のある方は、ご覧下さい。
あと、
カネシゲタカシ監督の所で
似顔絵甲子園・鳥谷だらけの野球大会
というのが開かれていまして、
何故か私も出典しています(笑)
・・・絵なんて描けないのにぃ。
興味を持たれた方は、ご覧頂いて、
私以外に!ご投票頂ければ
と思います。
(いやマジで、見ればわかりますけど
 投票頂いても困るものなんで・・・)


で、今日は日本選手権絡みで、こちらで紹介したい話が。
小出監督のクラブ・佐倉アスリート倶楽部に
公式ブログがありまして、
スポーツ別館ではリンクを貼っているんですが。
そこで、ちょっと感動しちゃったのがありまして。

鈴木紗穂女子800mで第5位!(日本選手権の総評)

この記事の、小出監督のコメントが、
ホント、温かくてですねぇ。
ここに、小出監督の、スゴさってのが
現れているなぁって思ったんですよ。

佐倉アスリート倶楽部と言えば
この春、大活躍している宮井選手に目を奪われがちですが、
でも、
そんな中でも地道に努力して自分の壁を越えている選手の事も
小出さんは、しっかり見ているんですよね。
そして、
その一人一人に対して、本当に愛情込めた言葉を
かけているんだなぁって。

いや、こんな事、
口にするのは簡単な事ですけど、
実際には、なかなか出来ない事ですよ!

だって。
「教育」というのを論じていると
一人一人の「生徒」に対する視点が
欠けているんじゃないかって「論」が
はびこっていますもんね。
例えば、
去年の「ゆとり教育」で起こった議論に対して
私が一番、イラついていたのは、
そういう事だったって思いますもん。
(って、私のブログを、ずっと読んで来てくれている方なら
 もう充分に知っている事でしょうけど。)
でも、
大事なのは、そうじゃないでしょうって。

そういう人には
小出監督のスゴさってのは
理解できないんじゃないかって思う。
なんとなく
「実力ある選手をおだててその気にさせるのが上手い監督」
くらいに思ってる人が多いかもしれませんね。
だけど、それは全然、分かってないなって、思う。

でも、
こういう所に、小出監督の本当のスゴさってのが
垣間みれるんじゃないかって、思うんですよ。
あと、
小出監督って、選手の事をクサすような事
言ってるの、聞いた事ないでしょ?
でも、
「甘い監督」じゃ、決してないんですよ。
あの高橋尚子選手が
「監督のメニューは生半可な気持ちでは
 こなす事ができないから・・・」
って言ってた事がありましたし。


とにかく、
小出監督のこのコメントには
「教育」というのに一番必要なものが
端的に現れてるんじゃないかって
私は思うんです。

SAC の選手たちは、本当に幸せ者だと思います。
皆さん、ホント頑張って下さい。
posted by めたか at 22:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 教育・学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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