2006年03月23日

WBCに対する見方が様々あるのは日本の野球文化の奥深さを表していると思う

表題で全て言い尽くして居ますが。

WBCに対しては
熱狂的に応援してる人から
全く興味ないって人まで
野球ファンにも色々な温度があったと思います。
WBCに対しても
肯定、否定、多様な意見があるなぁ、と。

私が思っているのは
WBCに対する意見で、これだけ多様なものがある
というのは
日本の野球文化の奥深さ、強靭さというのを
表しているのではないか、という事です。
みんながみんな、同じ方向を向いてる訳じゃない。
その必要もない。
その事は
野球文化の幅広さ、奥深さってのを
物語ってるんじゃないか、と。

ともすると、メディアなんかでは
みんながみんな、WBCに熱狂している事が
「野球文化の復権」のように語られてますが
私は、そうではない、と思う。

そうじゃない。多様性ことが善、なんだ、と。


きょうろぐのWBCの記事を
こんな形でまとめてもらったのは、
私自身、そういう考えがあったから、なんです。

(で、そういう意味では
 否定派の方々からのTBが少なかったのは
 残念だったなぁ、と思っています。)


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2006年02月09日

やわらか戦車

ネットする時間がなくなってきてるので
すっかり話題に乗り遅れていましたが
こんな面白いものがあったとは・・・

やわらか戦車

癒し系(?)アニメ、というか・・・
とにかく可愛いです。
しかし
ホントに14才なの? 才能が恐ろしいです。
ささやかな毒も盛り込んでるし。
(って、これは過大評価かな?)
posted by めたか at 00:46| Comment(4) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月11日

『ホテル・ルワンダ』公開はもうすぐ!

えっと、これ、告知しておきましょう。
だいぶ前に紹介していた
『ホテル・ルワンダ』という映画ですが、
日本公開が決まりまして、
その公開がもうすぐです。
面白い映画だそうなので、観たい方は
公式ページの方を。
私は大阪で観に行こうかな。
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2005年03月21日

ロス暴動とアイスキューブ

ヒマじゃないしカーテンもないし
花を生ける花瓶もないし
余裕ないしカッコつかないし・・・
(『N.O.』電気グルーブ)
どうもめたかです。
体調イマイチ、ヒマない余裕ないで更新、怠っていました。
というかね・・・

なんか、色々「違うんじゃないか」
ってのが、自分のうちでふつふつと湧いてきている
そういう状況です。
まぁ、おいおいと書いていきます、けど、
今日は、ちょっと古い話でも・・・

えっと、
私、これからブラックカルチャーについて
ちょっと偉そうに語ったりしますが、
別にブラックカルチャーに特段、詳しい訳ではありません。
(特に、最近のそっち方面はすっかり疎くなっています。)
なんで、ディテイルでおかしい点は、
多々あるかもしれません事、先にお断りしておきます。
(ご指摘は、とてもありがたいです。)


ロス暴動」って、皆さん覚えておられるでしょうか?
って、もう10年以上昔の、話なんですが。
黒人差別にまつわる、アメリカの、不幸な事件です。
黒人に違法な取り調べ(というかリンチですね)をした白人警官に
裁判で「無罪判決」が出た事に
黒人が反発して起こった暴動なんですが、
その暴動/略奪の主なターゲットとなったのが
韓国人系の移民が経営している商店だった、という事件です。

(あの、そういう訳で、この事件を
 「嫌韓」に結びつけて語っているサイトがいくつも見られます。
 そういう輩ってホントに何も分かっちゃいないんだ
 って私は思いますけども・・・)

実は、ブラックカルチャー絡みで、
この事件についてはいくつかあるんですよ。
それについて、ちょっと語ろうってのがこの記事なんですが。

まず
この事件を「予言」したと言われている映画があるんですよ。
それは『ドゥー・ザ・ライト・シング』という、
スパイク・リー監督の映画です。
この映画のラストでは、黒人たちが
「イタリア系住人のピザ屋」を襲撃するんですね。
(それを「ライト・シング/正しい事」と言ってる映画なんですが、
 その話は後で出てきます。)
現実の「ロス暴動」では襲撃されたのは
「韓国系移民の商店」だったんですが、
構造としては一緒でしょって事です。
(なので、「韓国系だった」というのは些末な問題なのです、
 それが別に、イタリア系だろうが日系だろうが、
 別に良かったんです・・・)

もう1つ、ショックな事がありました。
黒人の超人気ラッパー、アイスキューブが
この悲しい事件に対し、肯定的に評価するコメントを出したのです。
(そのコメントは正確に覚えていないのですが、
 スゴく良い事だ、とか痛快な事だ、みたいな事だったと思います。)

しかし、
アルバム『略奪者」のライナーによると
(これが手元にない・・・
 手元にあれば、もっと書きやすいんですけど・・・)
そのコメントは、歪められて報道されたようです。
アイスキューブが「肯定的なコメント」をしたのは事実ですが、
それは、次のような事情からだそうです。

アイスキューブは言ったそうです。
「その因を見てくれ」
と。
「俺たちは、そこまで追いつめられているんだ」
と。
満足な教育も受けられず教養もない人間にとって
「怒り」とは、本当に向けられる対象に対してではなく、
もっと小さな世界/身近な世界での気に食わない対象に向かう
そういうものなんだ、と。
行き場の失った怒りは
手っ取り早い生け贄をそのはけ口にしただけなんだ、と。
(そういう状況こそが、彼の言う
 「白いアメリカが最も望むもの」だって事なんでしょう。)

でも、それでも何故
黒人たちの「暴動」が良い事だって言ったのか?
それは・・・

今の黒人たちにとって、
たとえ「間違った方向」だろうと、
まずは怒りをちゃんと表明する事が重要な事なんだ、と。
多くの黒人たちは、自分たちの置かれた状況を理解せず
怒る事もなく、怠惰に自分たちの状況に甘んじている
それをまず、変えないとイケナイのだ・・・
(だから「ライト・シング/正しい事」なんだ、と。)

(この辺のブラックカルチャーの思想については、
 ウェブにはあまり落ちてないようですが、
 雑誌書籍レベルでは、結構あったと思います。
 マルコムX関連の書籍なんかを参照にして頂ければ)


###
私自身、ブラックカルチャーの担い手たちの
こういう考え方に賛同していた訳ではありません。
しかし、
こういう事件やらコメントなどに、反射的に反応して反論しても
得る事はあまり無いのではないか、と思ったんです。
それよりも
その「因」を見ていく事、
そして、その「因」に対して、何らかのアプローチをしていく事こそが
もっと大事な事なのではないか、と思ったんです。
(いやでも、簡単に書きますけど、
 もの凄く葛藤はありましたよ、マジで。
 「やれやれ」みたいに思った事もありますし、
 それで「やられる側」として考えた事もあります。
 いやマジで、彼ら米国黒人にとって、
 韓国人も日本人も中国人も区別つかない、
 みんな同じ「イエロー」という侮蔑の対象でしかない
 らしいんですよね・・・
 この頃のブラックカルチャーに触れ、色々な事を考えるのは、
 自分にとって、社会について考えるレッスンだったかなって
 今では思っています・・・)


「弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者を叩く
 その音が響き渡れば ブルースは加速していく」
(『トレイン・トレイン』ブルーハーツ)


###
今、改めて、あいまいな記憶を基に
こういう事を書こうと思ったのは、
直接のきっかけは、例のコメントスクラムの話について。
その「事象」について、色々ごにょごにょ言うより、
もっと「因」を見つめ、「因」にアプローチしないとイケナイんじゃないか
って思ったから。
(コメントスクラムの話題で、こう思った事は、
 敢えて説明しません。でも、
 置き換えて当てはめればすぐに分かると思います。
 全く同じ構図の問題だと私は思いました。)

ちょっと口幅ったい事を言わせてもらうのなら、
私のブログが「特異性」を持っているとするのなら、
ある「事象」に対し、それに直接反応するのではなく、
常に、その「因」を見つめようとしてきた、という事でしょう。
(まぁ、それが、このブログの「分かりにくさ/切れ味の鈍さ」
 にも繋がっているんですけども・・・)

ですから、
その「特異性」を、もっと突き詰めていかないとイケナイな
そして、
「因を見つめる事の大事さ」を、もっと訴えていかないと。
そう心新たに、思う訳です。


###
アイスキューブに関しては、
ちょっと元気の出た話(と私が思ったんですが)を。
確か、ロッキング・オンだったと思うんですが、
日本のロック雑誌のインタビューにアイスキューブが答えていて。
彼のパブリックイメージからすれば、
非常に誠実に答えてくれたインタビューでした。

アイスキューブのラップのメッセージは
黒人同胞へのメッセージだ、と公言されていたんですね。
それに対して
インタビュアーは
「私たち日本人のリスナーは、
 黒人へのメッセージであるあなたの音楽を
 どのように受け止めれば良いのでしょう?」
という内容の質問をしたんです。
その答え
「あくまで黒人へのメッセージをどう伝えるか、のみを
 考えているので、それ以外の事は考えていない。
 しかし、
 もし出来るのなら、自分たちの問題に当てはめ、置き換えて
 自分たちの問題を考えるきっかけにしてくれたなら、
 こんなに嬉しい事はない」
確か、こういう内容の事を答えていました。

インタビューが続く中で、
アメリカにはびこる「拝金主義」の問題を語り始めたアイスキューブは、
ふとインタビュアーに質問しました。
「俺はアメリカの状況しか知らないのだけど、
 日本でも、拝金主義ってのがはびこっているのかい?」
インタビュアーが「そのようですね」と答えると
「オウ! ガッテム! なんてこったい!」と。
その理由を聞かれると
「だって、滅んでしまうよ、そんな社会!」

そのインタビュー記事は、「日本に滅亡の宣告をした」
みたいな締め方をしていたのですが、
でも、私はなんか、その「宣告」に元気が出たんです。
それは、
彼が見定めている「敵」の正体が
私の「敵」と、そうズレて居ないって分かったから。

(普通の方には「元気の出る話」ではなかったでしょうかね。
 でも、
 いつか、私のその時の気持ちが、分かって頂けると
 思うんですけど・・・)
posted by めたか at 01:33| Comment(1) | TrackBack(1) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

訃報:照屋林助さん(沖縄の音楽・文化人)

ちょっとショックを受けたので、
記事を書いておきます。

訃報:照屋林助さん75歳=沖縄音楽界の重鎮
歌謡漫談家、照屋林助さん逝く

私、りんけんバンドという沖縄のバンドが好きなんですが、
そのリーダー、照屋林賢さんの父親で、
沖縄では有名人の方だそうです。
(リンクした記事にも色々と紹介されています)
上々颱風も最初のファンブックで
リスペクト対象として名前を挙げているくらい、
色々な所に影響を与えた人なんですね。

75歳ですか。
沖縄では長生きって訳ではない気がしますけど・・・

なんか、言葉が出てこないんですが、
とりあえず、記しておきます。
posted by めたか at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

[at]バフィーの遺伝子(バフィー君エイド)

懸案だった、長文の文章を書き上げて、
ちょっと放心状態のめたかです。


さて、バフィー君エイドですが・・・

私は、上手いお話を作る事もできませんし、
バフィー君に特別な思い出がある訳でもありません。
マスコットに特別な興味はありませんでしたし・・・
(7回の応援タイムって、
 私にとっては「お買い物タイム」ですから・・・)
なんで、
他人様の書いたモノに乗っからせて頂いて、
ちょっと専門関係の事を書いてみたいと思います。
(うん、なんて卑怯なやり方だ。
 ・・・スミマセン、こんなんしか出来ないんです。)


さいんさんの「ゆうきのしるし」を読んで思い出したのは
次の話です。
ソロモンの指環』という本に、こんな話があるのです。
(『モラルと武器』という章にあります。)
オオカミやカラスのような、獰猛だと思われている動物は、
実際には仲間どうし傷つけ合うような事はしない、
「紳士的な」ふるまいをする動物である。
逆に、
ハトやシカのようなおとなしいと思われている動物の方は
同種の動物(個体)に対してまでも、
相手が死んでしまうまで、残忍に傷つける事をしてしまう
のだそうです。

その様子については、本を読んで頂きたい。
(絶対に後悔はさせません。後述
ただ、知っておいて頂きたいのは
「一撃で仲間を殺してしまう程の『武器』を持つ動物は
 同時に、仲間どうし傷つけ合わない、という
 『モラル』も発達させているのだ」
という事!

それは、こんなふうに考えられているんです。


一撃で仲間を殺してしまう『武器」を持ってしまった動物は
それをむやみに使って傷つけ合ったのなら、
ちょっとした事で殺し合う事になってしまう。
そうなると、
そのために、その動物の数がどんどん減ってしまい、
場合によっては滅亡してしまう。
だから、
『武器』をむやみに使わない『モラル』を発達させた
動物だけが、生き残ってきたのだって・・・

これは、
「強い武器」を持っている動物に
共通の性質って言う事ができそうです。
だから、
「強い武器」は、「紳士的な行動をとる」事の印である
と言えるのでしょう。
これは、
そういう行動を取る「遺伝子」を持っていて、
それが子孫に生け継がれていった結果、
仲間同士、殺し合わず、その結果、生き残ったのだ、と
考える事ができる。

だから、
バフィー君の「大きな角」は
勇気と強さの印だけでなく
「優しさの印」でも、あったんだなぁと思うんです。


###
でも、これって、
大阪近鉄バファローズというチームの個性には
非常に似合っている話だったなぁ、と思うのです。
近鉄バファローズは、実力を持っているチームでした、けど
どうも詰めが甘かった、んですね。
だから結局、日本一に一度もなれなかった。
(3連勝のあと4連敗ってのも、ありましたしねー、
 「江夏の21球」も惜しかったって話ですし・・・)
本当に「強くて残忍」みたいな、
「勝負に辛いチーム」だったなら、
こんな事はなかったでしょう、きっと・・・

強さと優しさの象徴を抱いた
「バフィーの遺伝子」は、
いったいどこに受け継がれていくのでしょう?
そんなチームが、今後、日本のプロ野球に
生まれてきてくれるのでしょうか?



(作:risa-ferunandesuさん)


###
余談ですが、ちょっとだけ種本について紹介を。
この『ソロモンの指環』という本、
アマゾンの読者レビュー(11人が書いています)では
全ての人が「星5つ」を付けているんです!
ホント、それくらい素晴らしい本なんですよ。
(私も、もし読者レビューを書くなら星5つ付けます。)
作者のローレンツはノーベル賞学者で、
本の内容も「動物行動学入門」と付くくらいの
学問的にちゃんとしたもの、でありながら、
小学生にでも読めるほどの平易な文章であり、
しかも、感動すらする程のエピソードが詰まっています。
(あまりに易しい内容から
 「学問的にはイイカゲンなもの」って誤解している人も
 居るくらいなんですよ。
 「専門の人からすれば怒られる本かも」って
 私に書いてきた人も居るくらい・・・
 そんな事ないんですが、
 そう誤解するくらい易しいんです。)
もう、
どこも文句のつけようのない。
学問の紹介の本は、かくあるべし! って本です。
個人的に大好きなのは、最初の「動物たちへの忿懣」
でも、
この文章を書くために買い直したんですが、
(見つからなかった。掃除しなさい>私)
久しぶりに読み込んでいます。
やっぱり、良い本です。
posted by めたか at 09:25| Comment(6) | TrackBack(1) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月28日

今更ながら安倍なつみ盗作問題について思う事

忘年会続きでお財布事情がしんどいめたかです。
ふぇーん、お金がどんどん、出て行くよー!

ま、この時期、皆さんそうですよね?
で、朝に更新していたりするんですが、
今日は、ちょっと取っておいたネタを。
(なんかね、すぐに書くのヤだったんです。
 「反応リンク集」みたいなトコに載せられたくないなぁ、
 って感じで・・・)

盗作:タレントの安倍なつみさん、詩を盗用

すんげぇ古いニュースですね。

芸術とパクリの問題って、
色々とあるんですが、
ただ、そういう事より、このニュースを聞いて思ったのは、
別の事なんですよ。

「盗作された」として名前があがってる中に、
橘いずみさんの名前があったんですよ。
「うわぁ、橘いずみの名前、久しぶりに聞くなぁ」って、
「そっちかい」って事、思っちゃった。

橘いずみ、大好きだったんです。
橘いずみって『失格』で有名になった影響で、
「きつい」詩を書く人って思われてるかもしれないですが、
実はそれは、彼女の本質でもなんでもなくて、
「深い内省」こそが、彼女の本質なんですねー。
それが最も分かりやすく表れてるのが
「パクられた」って名前が挙がっている『サルの歌』だったりする訳で、
それを「セレクション」しちゃったってのは、なかなか・・・
(他にも、aikoとかYUKIとか・・・)
その辺の趣味ってのは、
私としては・・・ヤじゃないな・・・みたいな。


ただ、
実際に「パクられた」側の、橘いずみさんとかは、
別に訴えたりとか、してる訳じゃ、ないんですよね。
関係ない第三者が「告発」しているだけで。

でも、
その「告発」している人たちって、
多分「アーチストの創造行為に対する冒涜だ」
みたいな意味で告発してるんだと思うんですが、
だけど、
その実際のアーチストさんが、怒ってる訳じゃない。
その辺、違和感ある、というか・・・

橘いずみって、
「深い内省の世界」なんだって、書きました。
「告発」してる人たちって、
本当に、その「詩世界」を、好きなんだろうか?
って、思っちゃうんです。
だって、
橘いずみさんの「内省の世界」に感じ入ってる人が、
他人に「糾弾」みたいなの
橘いずみさんの詩世界に似つかわしくないって感じると思うんで・・・
(全部、自分に返ってくるって内容ですからねー。)

なんかね、
「告発してる側」の人たちが、
「アーチストの創造行為」を、本当に尊敬してるのかな?
って。
その「アーチストの世界」が本当に好きで「許せない」って思ってる
というより、
安倍なつみさんを「批判」するために
その「アーチスト」を使ってる、みたいに感じちゃうんです、
橘いずみさん好きな人間としては・・・

あと、
安倍なつみさんを庇ってる側の
安倍さんファンの方々も、
この機会に「安倍さんが思わずパクっちゃったくらい好き」だった
橘いずみさんの詩世界を、
聞いてみたら、どうでしょう?
って思うんです。
自分の好きな人が、好きな詩世界を、
自分も味わうって事で、広がるものが、あるんじゃないかなって・・・


###
ものすごーく「薄ーい」読み方をすれば、
『サルの歌』の歌詞って、
「物真似で良いじゃん」って歌詞なんだよね・・・
posted by めたか at 07:03| Comment(2) | TrackBack(2) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月13日

たまには映画の話でも

ズビバゼン(絶滅したと言われる山瀬まみの物真似で)
思ってたより帰宅が遅かったんで、
本館の更新はこれだけで・・・

今日、「お父さんのバックドロップ」観て来たんですが、
まぁ、この映画は確かに素晴らしかったんですけど
(泣かなかったよん。
 やっぱり、筋知ってると我慢はできます。)
それ以上に、予告編で、スゴいのがいくつもあって。

なんで、
今日は、それを紹介しておきましょう。
(当然ながら、映画は観ていません(笑))
場所によっては公開の終わってるトコもあるかも、ですが、
ご容赦を。

まず、「父と暮らせば
まぁ、これは
「原爆」ってテーマで、今乗っている宮沢りえなんで、
良いに決ってるんですけどね。
でも、
単なる「原爆映画」じゃなく、
「残されたものの幸せ」ってテーマみたいなんで、
なかなかに好みな感じです。

でも、
それ以上に「好みな感じ」って思ったのが、
ロード88」って映画。
四国のお遍路88カ所巡りをテーマにした映画。
って聞くと、辛気くさい映画に思っちゃうかも、ですが、
カラッとした叙情を感じさせてくれそうな映画、
というかねー、
もう予告編だけで泣きそうになっちゃった、です。
(はっきり言って、
 「お父さんのバックドロップ」本編より危なかったです。)
まぁ、とりあえず「予告編」観てみて下さい。
こちらのページでは別の予告編も観れますね。)

でも、
それ以上に「すげぇ!」となったのが、この映画。
「スーパーサイズ・ミー」
(公式ページは音が五月蝿いのでリンクしません。
 こちらのサイトにも内容紹介はありますし。)
コレ、ホント、スゴい映画で、
「ファーストフードは本当に体に悪いか、
 毎日、ファーストフードだけ食べて
 実際に検証してみた」
って映画(苦笑)
ホント、バカバカしいなぁって思うんですけど、
内容が内容だけに、メディアではほっとんど話題にされないでしょうから、
ここで紹介しておきます。
いやでも、
映画自体は、観る気は起こらなかったなぁ、
予告だけでお腹いっぱいで(笑)

まぁ、これが「検証」になるかって言うと、
科学的にはならないって思いますけど、
(そういう意味では
 この東亜日報の記事が冷静かなぁ。
 でも、日本の新聞ではこういう記事、書けないかも。
 トランス脂肪酸の事も取り上げてるし・・・)
ただ、
予告編の最後に
「この映画が話題になった後、
 ファーストフードでスーパーサイズが廃止された。
 この映画とは無関係と企業はコメント」
ってのが出てて、面白かったです。
posted by めたか at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月15日

収益を得る新しい方法を考える必要性

他人が自分と同じ事を思いついたからって
勝手に「パクリ」って思うのは
自意識過剰でカッコ悪いものだなぁって思うめたかです。
(単にご自身の発想が陳腐なだけって可能性は
 考慮されないんでしょう・・・)

しかし、
サーヤも結婚ですかぁ。
これで結婚ブームが起こって少子化に歯止めが・・・
って事はないか。
あと、dawnさんにTB頂いた話ですが、
ライブドアも大変ですねー。
新しいブログ、ライブドアを外して考えて良かったぁ。
私のとってライブドアは、
「球界は改革して欲しいとは思うけど、
 自分のブログを開設しようとは思わない存在」
ってのが正直な評価でした。
ま、彼らの行動に対する普通の態度でしょ、これが(笑)


で、
朝に書いた
「著作権」は魔法の言葉』に追記しようと思った話、
もうちょっとネタができたので、
独立して記事にします。

このCMカットを禁止しようって考えですが、
合わせて読んでもらいたいのが、
音楽配信メモの津田さんのコレ。
【特集:私的複製はどこへいく?】対談 小寺信良×津田大介

特にこの対談の最後が
テレビの話になっていて、
この問題と深く関連してるんじゃないかって思います。
ポイントは
「リアルタイム視聴がなくなっていく」
って点ですね。
これについては、巨人戦の視聴率問題にも絡んでるそうですから、
野球ファンも読んどけっ!
って話だと思います。
(というのは、
 「巨人戦以外のソフト価値は上がってる」
 と言う野球ファンの意見は
 ちょっと楽天的過ぎるかもしれないって話なので・・・)

例えば、
これからのテレビについてほぼ日でも特集してましたが、
そういう「ソフト作成の面」とは別の点で、
問題があるんじゃないかって話で。
つまり、
「どうやって収益を作り出すか」
って仕組みの問題だから、です。

これについては、
テレビ界は真剣に考えないといけないんだな
ってだけの話なら、追記で済ましたんですが、
もう一つ、関連話題がありまして・・・

ゴーログの[BLOG of the Week] が、
楽天の球界参入の宣伝効果を計算する」って話でして。
この、計算方法の妥当性うんぬん以前に、
ちょっと考え方自体が古いんじゃないかって思うんです。
というのは・・・

販促費と宣伝広告費

広瀬さんのブログのネタなんですが、
つまり、
「単純にどれだけ放映すればいくら分」
って考え方自体が、もう古いんじゃないかって。
この辺り、リンク先を良く読んで欲しいんですが・・・

単純に「テレビでどれだけ放映したらどれくらい」
みたいな、
「視聴率」を単位にお金が動く時代では、
もうなくなっていくんだろうなぁ、
その中で、
「コンテンツの価値」はどうなるか?
その「価値」と、「経済上の価値」はどのように結びつけられるか・・・

とにかく、
新しい枠組みを考えていかないとイケナイのは、
間違いないんだと思います。
「著作権で既得権を守って」
とやっても、何の意味もない時代が、
もう目の前に来てるんですよねー。
それを分かってないと、
とんでもないピエロを演じる事になってしまう、という好例が、
朝に書いた話だって事です。
posted by めたか at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月14日

「著作権」は魔法の言葉

お出かけ前に。
Sandmanさんオススメの「Firefox 1.0」を入れてみたんで、
それで更新してみるって感じ。
(だけど・・・
 >RSS配信しているページを表示すると、
 >右下にRSS配信があることを示すアイコンが現れます。
 >それをクリックするとブックマークへの登録を尋ねてきますので、
 >登録します。ここまでが登録のフェーズです。
 このやり方が思い出せない。
 最近、RSSリーダー使ってなかったしなぁ。)
このプラウザ、表示とかがIEみたいですね。
Safariには満足していましたけど、
表示がIEの時とはズレちゃうので、
今後は併用していくかなぁ。

さて、
慌てて更新しようと思ったのは、
hideakiさんトコでこんなの見つけてしまったから。
ニュースソースは朝日らしくって、
朝日はすぐにリンク切れしちゃうんで、
代わりにスラッシュドットの方をリンクしておきましょう。
放送された番組のCMカットは著作権法違反と主張する人

なんかねー、
こういう主張のおかしさは、
hideakiさんトコでもとりあげてるので
ここではわざわざ書かないですけど、
なんだかなー!
というのは、
全然関係ない話題を「著作権」って事を使って取り締まろう
という魂胆じゃぁ、ないですか。

これって

レコード輸入権と同じ!



でしょう。

レコード輸入権についても、
本来なら関税とかで対応すべき事例なのに、
著作権を使ってやろうとしたからおかしな事になった訳で
(だって、
 価格差が問題ってなら関税かけりゃ良い訳じゃん!)
これもね、
著作権って話じゃぁ、ないでしょう。

なんか、
色々な事に難癖つけるのに、
「著作権」ってのがマジックワードになっちゃってる
って感じます。
それは、
著作権の本来の趣旨からは大きく離れているものだ
って思いますよねー!
はぁ・・・
posted by めたか at 09:13| Comment(3) | TrackBack(2) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月15日

「謝る」ということ

こないだの「行列のできる法律相談」は、
これまでの名場面集とかだったんですが、
その中に
「北村弁護士が丸山弁護士に向かって
 口パクで「バカ」って言った」
ってのがあったんですけど。
その時の相談内容が
「法的に相手に謝らせる事ができるのか」
って話だったんです。

その時の丸山弁護士の主張が
「たとえどういう形であれ、
 相手からの謝罪の一言が
 どれだけの人の心を救うと思うのか」
って事で
それに対し、北村弁護士が
「心からの謝罪でなければ
 何の解決にもならない。
 (それで、心の問題に法律は立ち入れない)」
だった訳です。

その議論の是非はともかく、
「なるほどなぁ」って思う所はあって。


前にフリューゲルスの時の話を書いた時にも
思った事なんですが、
結局のところ、
経営陣がちゃんとファンや選手たちと向かい合い、
詫びるとことは詫び、
私たちの「割り切れない思い」から逃げない態度を取っていたなら、
随分と違っていただろうなぁって。
しかし、
オリックスの宮内オーナーなんて
ストを「不思議なスト」なんて言う訳で、
現場やファンの「割り切れない思い」の事なんて、
これっぽっちも想像できないんでしょう。
・・・こんな経営者を
「有能な経営者」なんて、絶対に言わないです。
(それについては、
 マネジメントという視点からも書こうと思っていますけど、
 それについても、また。)

別に、形式的に謝ってくれって思っちゃいないです。
だけどね、
「謝る」ということは、
単に形式的にお詫びの言葉を出す事なんかじゃない、
ちゃんと相手の立場なり気持ちなりを
認める事が基本だと思いますし、
その上で、ちゃんと相手に向き合うってのが、
最低限、必要な事でしょう。

(だから、
 フリューゲルスの時が充分だったって訳ではない、
 でも、
 今は、それすらもされていないって事ですよ!)


###
前に
「ストがへたれな収束に納まってしまった、としても、
私は選手たちを見捨てようとは思わない」
と書いた時に、
でも、1つ条件があります
と付け足した、それは
「その結果をちゃんと謝って欲しい」
って事なんですね。
ファンの無念さを慮り、
「力不足だった」って態度で撤退するのなら、
「何もかも捨ててでも戦え」
とまでは、私は言えないなぁって。


###
そして、
音楽の件でも、同じ事がありますよ。
前に
もしあなたがミュージシャンでCCCDを出さざるを得ないなら
って聞いた事の、
私だったら、の回答は、
「とにかく謝る」って事です。
再生保証の無い音源で不便をかけてしまうこと、
ファンを不快に思わせてしまったことを、
とにか詫びるだろうって。
その際のポイントは、
コピーがどうこう、などの
言い訳がましい事とか一切言わない。
(それだったら謝った事にはならない、でしょ?)

でも、
それって、謝る事の基本じゃないのかなぁ。
謝る際に、
相手の非を指摘したなら、
それって謝った事にならんでしょう。
たとえ相手にも非があったとしても、
「謝る」のなら、
その非を指摘しては、いけないですよねー。

あなたは、どう思いますか?
posted by めたか at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月13日

熱心なファンはエンターテイメントに必須である

世論調査では
オーナー側への批判の声が強いって結果が出ていますよね。
関西アレ野球ニュース等を参照のこと)
当然、ですが、メディアの報道とはかなり温度差があるって事、
報道している皆さんは、どう申し開きするのでしょう。
というか、
世論調査の項目に
「メディアの報道姿勢は適切か?」
という項目も入れなさい!
めたかです。

経営の問題を語る上で、
この問題意識が興味深かったので、
ちょっと考えてみました。

熱心なファンが切り捨てられるのは何故なのか?

冷静で独自な分析の中に
ファンの怒りがこもったH5さんらしいエントリですが。
なるほどなぁって思いつつも、
それだけではないのではないかって、
ちょっと思いました。

というのは

「熱心なファンのいないエンターテイメントなんて、
 薄いファンにだって面白そうに思えない」

そう思うんです。

まず、
観客がいるからこそ、その他の金が生まれる
って話もありますし、
熱心なファンがいっぱいいるって状況が、
外野の少し興味のあるくらいの人も連れてくる
って側面も、あると思うんです。

これについては、
また、色々と角度を変えて何度も説明しないと
いけないかなって感じてます。
(でも、分かる人にはこれで充分わかると思う。)
もちろん、
「熱心なファンがいっぱい居れば
 必ず、薄いファンも増える」
って訳じゃ、ないですよ。
ただ、「必要条件」ではあると、思う。
(だって、
 巨人ファンだってスゴく熱心なファンは
 いっぱい居ますよ。)


追記
コメント欄を見ると、
H5さんは、ここに書いてる事も、
想定してはいるみたいですね。
失礼しました。
まあでも、
「娯楽についての経営問題」という意味で、
重要なテーマだと思いますので、
今後も私なりの視点で取り上げようとは思いますけど。
posted by めたか at 12:57| Comment(2) | TrackBack(2) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月28日

「なおす」の小咄

沈没地図の新しいお題
「古今東西・気になる方言?」は
当たりだったみたいですね。

で、
大阪のエントリーの中に、
まじかる別室さんの「なおす」ってのがあります。
コレに関連したネタです。

記事にあるように、
「なおす」は「片づける」という意味なんですね。
標準語なら「修理する」だと思うので、
知らない人には、こんな悲劇が待っているかもしれないんです・・・


ある、生粋の東京っ子が就職して、
なぜか大阪に行くことを命じられました。
新入社員なので、緊張の連続。
しかも、慣れない大阪の地で、
意味の分からない関西弁に囲まれる生活。
生粋の東京人たる彼にとって、
関西弁はとても怖く、喧嘩を売られているように感じていたようです。

ある時、上司に
「この時計、なおしといて!」と言われました。
困った彼は
「えぇっ、そんな出来ません。僕、文系ですし・・・」
と言ったのですが、
「何言ってんの。
 時計なおすだけやのに、理系も文系もあるかいな!」
と、取りあってくれません。
「そんなぁ、できないですよー」
と言っても、上司は
「ガキやあるまいに、
 なおすくらい誰でもできるやろう」
と言って、どこかに行ってしまいました。
残された彼は、泣き出してしまいました・・・

彼は、一週間後に会社をやめたそうです。


これは、聞いた話なので、
事実かどうかはわかりません。
だけど、
「なおす」の意味を知らないと、
こんな悲劇にあってしまうかもしれません。
なので、
絶対に知っておいて欲しい方言、であります。
(・・・ないない、そんな悲劇・・・)
posted by めたか at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月25日

きーひん、けーへん、こーへん

沈没地図の新しいテーマ
「気になる方言」についての記事です。
これ、
関西弁なんですが、
地域差があるのかなって記事なので、
近畿2府5県全てにトラックバックを送ります。
いや、
三重県が近畿・関西なのか、
微妙ではありますけど、
冴羽遼」って酷いことを書いた貸しを返すって意味で・・・

私は、完全な関西人ネイティブなんですが、
この「来ない」って意味の
「きーひん、けーへん、こーへん」
全部使うなぁって思うんですけど。

間違いなく3つとも関西弁なんですけど、
どれを主に使うのか、
地域差があるのかなって。
それがちょっと、知りたいなって事なんです。

方言を調べている学者って居そうだし、
そういう人に聞けば、
ちゃんと学術的に分かるんでしょうけどね。
でも、まあ、
そんな厳密にってより、
単なる話のネタですから、
「ブログ人で聞いた」って方が話として面白いですし。

なんで、
関西に住んだことがあるって人、
もし良かったら、何らかの形で答えていただけませんか?

ちなみに私は、
大阪府の北の方出身ですけど、
「けーへん」が一番良く使うかな。
今日、京都の人のちょっと聞いたみると、
「きーひん」が一番使うって。
(ぎゃくに「けーへん」はないって・・・)


近畿2府5県へのリンク(番号順)
三重県
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県

あと、
これ、カテゴリに困りました。
何にしたかは↓ですが、合ってるのかなぁ?
posted by めたか at 20:48| Comment(11) | TrackBack(0) | アート・文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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